「チタン」とは一体どのような金属なのか、あなたはご存知ですか?
私は「チタン製腕時計」というワードは知っていましたが、ではその「チタン」がどういう性質のものなのかについては、ほとんど知りませんでした。
なぜ今急にチタンのことを話題に持ち出したのかと言いますと、それは「サーモス」から14年ぶりに「チタン製魔法瓶」が発売されたというニュースを見たからです。
チタンは、「耐熱性」「耐食性」「強度」ともにステンレスよりも高く、なおかつ金属比重がステンレスの約6割と軽量なのが特徴の金属。
しかしながら硬度が高いために加工が難しく、その性質ゆえに家庭用品として使われることはこれまであまりなかったそうです。
そのチタンを使って1988年に「サーモス」は、世界初のチタン製魔法瓶を発売。
このチタン製魔法瓶は、当時登山家や冒険家の間で人気があったとのことでした。
そしてこのたび新しいチタン製魔法瓶「サーモス 真空断熱チタンボトル FJN-500T」が、10月1日に発売されました。
新製品は、容量が従来品より20ml増えて500mlになったのに対し、重量は従来品よりも50g減って約210gと軽量化しています。
注ぎ口は広口と細口の2種類。
例えばコーヒーのドリップでは細口、すばやく注ぎたいときは広口というふうに、使い分けができます。
コップタイプで、シンプルな構造のスクリューせんが採用されている点も、注目です。
本体サイズは6.5×6.5×23.5㎝(幅×奥行き×高さ)、口径は約4cm、6時間の保温/保冷効力は69℃以上/10℃以下で、本体カラーはチタングレー。
ステンレスよりも軽くて丈夫なチタン製魔法瓶「サーモス 真空断熱チタンボトル FJN-500T」は、14300円で発売中です。