家電

お湯・レンジ不要のレトルト調理器 一般販売へ

昨年このブログで紹介した、レトルト食品をお湯や電子レンジ不要で温めることができる調理器「レトルト亭」。

昨年夏にMakuakeで先行販売されていた本製品は、2000万円以上の支援を集めて完売し、注目されました。

「レトルト亭」は、カレーなどのレトルト食品をパウチまるごと温められる電気調理器。

ちょっと見はポップアップ式のトースターのようで、本体の中にレトルト食品を縦に入れ、食品の容量に応じて「小盛」「普通」「大盛」までダイヤルを回し、できあがるとベルが鳴る・・・という仕組みになっています。

レトルト食品自体が、温めるだけですぐ食べられる時短食品ではあるのですが、その「温めるためにお湯をわかすこと」さえ面倒に思えるほど忙しかったり、その他の理由で料理をしたくなかったりすることが時にはあるもの。

そんな時この調理器があれば、ポンっとレトルト食品を放り込むだけで良いのですから、こんなに助かることはありません。

もちろん温められるのはカレーだけでなく、パスタソースだったり、手をかけて煮込まれたハンバーグだったり、サバの味噌煮だったりと、レトルトであればなんでも調理可能です。

また、ダイヤルを通常よりも少なめに設定すればぬるめに仕上げられるそうなので、熱いものが苦手だという人には嬉しいですね。

そして、本製品を使うことで、ガス火での湯煎の温めに比べてCO2排出量を約82%削減できる(※2.7kWコンロで沸騰まで7分+湯煎3分と10分間比べた場合)ということなので、地球温暖化抑止の観点からも、こういった調理器の存在は「時代に即している」と言えるんじゃないでしょうか。

1月下旬にアピックスインターナショナルから一般発売される「レトルト亭 ARM-110」は、オープンプライスですが、店頭予想価格は7680円前後と見られています。

気になった方は、ぜひアピックスインターナショナルの公式サイトで詳細をご確認ください。