私が住む関東地方ではまだ梅雨入り宣言が(現段階では)されていませんが、日ごとに湿り気を帯びた空気が漂うようになってきているので、じきに雨の季節が始まるでしょう。
この季節悩ましいのは、「靴」のことだと思います。
いつ降るかわからない雨のことを考えると、うかつに革靴など履いていくこともできません。
うっかりものの私は、正にその「うかつな」ことをやってしまい、お気に入りだった靴をダメにしてしまったことがありました。
自分の注意が足りなかったからとはわかっていても、あれは本当に悔しかったですね。
もう二度とあんな後悔はしないためにも、雨の季節に下ろす靴にはあらかじめ防水スプレーを使うようになりました。
さて、その防水スプレーですけれども、実にたくさんの製品が出回っています。
その防水スプレーには、大きくわけて「シリコン系」と「フッ素系」の2タイプがあり、「シリコン系」は撥水効果が高い一方で、透湿性が低く蒸れやすくなるので用途は「傘」や「レインコート」などに限定されるそうです。
それが、もうひとつの「フッ素系」だと繊維をコーティングすることで撥水効果を発揮、適度に透湿性もあり、皮革製品にも使用可能で防染効果もあるということですから、靴の防水が目的ならば、フッ素系の製品が向いていると言えそうですね。
ただし、シリコン系に比べてフッ素系の製品は価格が高めであることを付け加えておきます。
そしてたくさん発売されているフッ素系防水スプレーの中でも、いま特に人気なのが「株式会社コロンブス」の「アメダス」です。
「コロンブス」は1919年に創業した、100年以上の歴史を誇る日本有数の靴クリームメーカー。
長年培った靴に対する様々なノウハウを活かし、靴用品のみならず現在ではフロアー用のワックス製品やスポーツ用品にまで事業の幅を広げています。
その会社が作った靴用防水スプレーですから、それはクオリティの高いものが出来上がるはずですね。
口コミでも、これを使ってから靴の持ちが以前より明らかによくなった、という声が多数見られました。
特長は「通気性を損なうことなく、防水・撥油・防染効果を与えること」と、「ツヤありの革、起毛革、その他の革製品、布地、人工皮革にも使用可能」であること。
標準的なサイズ(420ml)で税込価格2200円と、やや高めに感じなくもありませんが、その効果の高さを考えるとけっして高い買い物ではないでしょう。
これからしばらく続く雨の季節には必須のアイテムだと思います。