生活

生田緑地「秘密の花園」春の一般公開を実施へ

「秘密の花園」・・・というタイトルを見て、何がまず思い浮かんだでしょうか。

昭和のアイドル好きな方なら、松田聖子さんの同名タイトルのヒット曲が即脳裏に浮かんだかもしれません。

私はといえば、幼少期夢中になって読んだ同名タイトルの小説の方をまず思い出しました。

「秘密の花園」(The secret garden)は、イギリス生まれでアメリカ在住の小説家・劇作家フランシス・ホジソン・バーネット氏が1911年に発表した小説。

両親が急逝し、イギリスに住む親戚の家に引き取られた少女メアリーが、荒地に佇む屋敷の庭の一角に、隠された別の「庭」があることを発見し、その中の植物を甦らせようとする・・・そんな内容の物語です。

目の前にたくさんの花々が見えてくるような物語で、たしか「少年少女名作文学全集」の「アメリカ編」に入っていたお話でした。

そんな「秘密の花園」という名称で、地域の人たちから呼び親しまれているバラ園があることをご存知でしょうか。

そのバラ園は、神奈川県川崎市にある「生田緑地ばら苑」です。

多摩丘陵の樹木林に囲まれる生田緑地ばら苑は、800種3300株のバラが植林され、地域の人々から「秘密の花園」と呼ばれています。

四季咲き大輪、中輪、ミニバラやつるバラなどを楽しむことができるそうです。

その「生田緑地ばら苑」が春の一般開放を実施、期間は5月8日~25日(平日10時~16時30分、土日祝9時~16時30分)となっています。

入園料は無料。

なお、期間中はバラの育成、管理向上のため「ばら苑募金」が受け付けられるそうです。

5月のバラは、目に心地よく、そして香りも芳しい特別な花。

その素晴らしいバラを無料で見ることができる、この機会をどうぞお見逃しなく。

詳細は、「生田緑地ばら苑」の公式サイトをご覧ください。