あらゆる職種において人手不足が指摘されている今、中でも特にそれが目立つのが「介護職」です。
私の知人・友人にも介護職に携わっている人が何人かいますけれども、「仕事はやり甲斐あるけど、体がきつい」「万年腰痛で、気持ちまで落ち込みがち」といった声をよく耳にしてきました。
近年、こうした身体的な負荷をできるだけ軽減するための対処方として、アシストスーツ(パワードスーツともいう)が開発され、これを導入する施設も増えてきているようです。
ただ、従来のアシストスーツは「脱ぎ着するのに時間がかかる」「操作に慣れるのが大変」「サイズの選び方が難しい」などの問題点もいろいろ抱えてlきました。
その点、今日紹介する「DARWING UT-Rise(ダーウィン ユーティーライズ)」は、まるで普通の衣服のような着用感で、薄型に作られており、次世代型のアシストスーツとして注目株だと思います。
同商品は、医療用品メーカーのダイヤ工業が発売した中腰姿勢の維持を楽にするインナータイプのアシストスーツ。
全面メッシュ素材で通気性が高く、非常に薄いのでファン付き作業着との併用もできるそうです。
上肢と下肢にパーツが分かれた形状で衣服のように着用することができて、圧迫感のない着心地と、インナータイプのため装着しても目立たない点が特長です。
約560gと軽量ですが、力強いアシストで腰や背部の負担を軽減し、背中と太腿それぞれに配置した高反発ゴムの張力で上体を起こしながら下腿をサポート。
上体を倒したりしゃがんだりするとゴムが伸び、上体を起こすとゴムが縮む仕組みで、電源不要は不要とのことです。
サイズはMとLの2サイズで、いずれも価格は33000円。
興味を持たれた方は、「ダイヤ工業」の製品情報サイトで詳細をご覧ください。