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「お嫁においで」「君といつまでも」などのヒット曲や、「若大将シリーズ」での主役として俳優で活躍してきたことで知られる加山雄三さん。
現在85歳の加山さんが、今年いっぱいでコンサート活動から引退することがわかりました。
加山さんといえば、私ぐらいの世代には「若大将」のイメージが強い人です。
「エレキの若大将」とか「大学の若大将」といった、キャンパスライフやスポーツが全面に盛り込まれた、とにかく明るく屈託のない「青春」そのもののような映画の主役を演じ、男前で頭が良くて、しかもスポーツマンという、当時の女性にとって「理想の男性像」が、加山さんでした。
しかも加山さんは、自分で曲を作って演奏もしてしまう。
まさにあの時代のスーパースターでしたね。
私生活ではいろいろな困難にも遭い、苦労されたこともあったようですが、そういったことも乗り越えて、80代になられてからも年齢を感じさせない若々しさで、すごいなぁと思っていました。
しかし、この4月に85歳となり加山さんは、「この先100%満足できるコンサートを(お客様に)提供できるのか」を家族・スタッフを交えて協議。
「歌えなくなってから、ではなく、まだ歌えるうちにやめたい。最後までいつも通り歌う。それが一番」という結論に達し、コンサートという形で人前に立つ活動からは年内で引退することとなりました。
なお、芸能活動自体は続行する意向とのことで、体調が悪化しての今回の決定ではないそうです。
しばらく前に何度か病気をされて、そのたびまさに「不死鳥」のように復活されてここまで来られた加山さん。
ご本人は「年をとることで、さまざまなことを続けていくことの大変さを実感しております」と率直に明かし、「コンサート活動は年内をもってケジメをつけようと思いますが、これからも音楽は親友であり大切にしていきたいと思います」と、胸の内を語られました。
ホールでのラストライブは、9月9日東京国際フォーラムで行われる「加山雄三ラストショー~永遠の若大将」、そして本当のラストライブとなる、豪華客船「飛鳥2」での船上ライブ(若大将クルーズ)は、12月に開催予定となっています。
どちらも入手困難な超プレミアチケットになりそうな予感。
本当に加山さんの歌声を聴きたい!姿を見たい!と思っている方たちにチケットが行き渡ることを心から願っています。