私が通っているスポーツジムでは、一年に一度「フードバンク」が開催されています。

「フードバンク」は最近、スーパーマーケットの中でも見かけることがありますね。

まだ消費期限内なのに捨てられてしまう食品を企業・家庭から集めて生活に困窮している方や福祉施設などに無償で配る活動、それがフードバンクです。

確かに自宅のキッチンを見てみると、頂き物の缶詰や調味料が使い忘れたままになっていることがあるので、毎年ジムで「フードバンク」のお知らせが出ると、食器棚の下の扉を開けて、何か消費期限に余裕があるものはないか探すようになりました。

今日取り上げる話題は、その根底で「フードバンク」と繋がりを持つものです。

フードバンクの目的は、「まだ食べられる食品が捨てられるのを防ぐ=フードロス」の削減と、食事に困っている人やひとり親家庭を「食」の面からサポートすること。

そしてファミリーマートが始めた「涙目シール」を活用したフードロス削減実証実験にも、このフードバンクの目的と同様の目的があると思います。

「涙目シール」とは、店舗で涙目シールを貼付し値下げ販売を行なっている商品を、店側が「TABETEアプリ」に登録し、消費者がTABETEアプリを通じて購入できるようにする取り組みです。

「TABETEアプリ」は、まだ安全に食べられるのに売れ残り・消費期限が近づいたなどの理由で廃棄処分されてしまう惣菜やパン、弁当類を、アプリを通じてお得に購入(レスキュー)できる、国内最大のフードシェアリングアプリ。

ファミマでは同アプリとコラボすることにより、店舗で生じるフードロスを少しでも減らす試みを行なっています。

購入手順は「TABETEアプリ」で商品を選択、決済を行ない、店頭で画面を提示して受け取る、という流れ。

スマホ一つでお得に商品を購入でき、加えて気軽に社会貢献へ参加できる体験を提供する試みです。

この涙目シールのデザインがとても「刺さる」んですねぇ。

三角おにぎりが大きな目をうるうるさせて「たすけてください」と訴えかけている絵柄。

私はこういうデザインにとても弱くて、そんなおにぎりと「目があう」と、「うんわかったよ、私が買っていってあげるからね」とつい思ってしまいます(笑)。

ファミリーマートは、涙目シールにより、1年間で約2500トンの食品ロス削減につなげているそうです。

TABETEとの連携は「食品ロスを効果的に減らせる画期的な仕組み」とし、食品ロス削減に向けた取り組みを「店外」へと広げていく方針。

今回TABETEと連携することで、店外からでもTABETEアプリを通じて涙目シール商品を購入できるようになり、より一層フードロス削減の具体的なアクションへとつながりやすくなりますね。

なお、この試みは現段階ではまだ「実証実験」。

7月23日から東京都内の6店舗で順次実施されています。

TABETEを運営する「コークッキング 」代表取締役川越一磨氏はファミリーマートとの連携について、「コンビニで気軽に食品をレスキューできる体験が広がれば、食品ロス削減は特別な行動ではなく『日常の選択肢』になる」とコメント。

飽食の時代と言われて久しいですが、物価高・生活不安の増す今、このような取り組みはとても大切だと思います。