家電

「タイガー」から発売 「電気・ガスを使わない炊飯器」 とは?

今日紹介するのは、タイガー魔法瓶が今年秋発売を予定している、電気やガスを使わない炊飯器「魔法のかまどごはん KMD-A100」です。

いや、ちょっと待って「電気」も「ガス」も使わない炊飯器って?

では一体どうやってご飯を炊くんですか?

まず私が思ったのは、それでした。

今の時代、炊飯器=電気、あるいはガスで作動させるというのがほぼ常識。

でもそのどちらも使わないっていうことは・・・・。

実はこの商品は、タイガー魔法瓶が、関東大震災から100年の節目にあたり、また創立100周年記念モデルの防災グッズとして提案し、製品化されたものなのです。

ウェブ限定商品で、直火でごはんが炊ける5合炊きの炊飯器である本商品は、燃料として新聞紙一部(3合炊く場合には36ページ分)さえあれば炊飯できる点が最大の特徴。

使い方は、まずかまど下部の2つの穴に交互に新聞紙を入れて火をつけます。

これを繰り返すことでいわゆる、「はじめチョロチョロ、なかパッパ」の火加減火を再現するそうです。

この作業、最初は少しとまどうかもしれませんが、慣れれば簡単に炊けるとのこと。

昔はこうした火加減でご飯を炊くのはごく当たり前のことだったのですが、電気やガスによる炊飯器しか知らない今の時代にはかえって新鮮に映るかもしれません。

また、電気もガスも使わないので、アウトドアはもちろんのこと、災害時にも威力を発揮してくれるでしょう。

本体サイズは約25×23.3cm(直径×高さ)で、収納時の高さは約18cm、重量は約3.1kg、炊飯容量は白米1~5合/炊き込み1~3合で、カラーはブラック。

本商品は10月20日に発売予定ですが、8月31日より公式オンラインストアで予約受付が始まるそうです。

価格はオープンプライスで、直販価格は19800円となっています。

気になった方は、「タイガー魔法瓶」の製品情報サイトで詳細をご覧ください。