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イギリス 1月8日からETAの取得を義務化

円安傾向がいまだ続いており、海外旅行するには以前ハードルが高い状況のままですね。

それでも、比較的行きやすいトルコに行ってきたという人、あるいは東南アジア方面に行ってきたという人など、旅行好きはアクティブに動いています。

さて、私自身一番行きたいのは大好きなイギリス!

数年前に行って以来、「今度はイギリスの地方をゆっくり回ってみたい」と思いながら、ずっと叶えられずにいます。

そんな中、英国政府から「現在入国時にビザが不要なすべての渡航者に対し、2025年4月からETAの取得を義務化する」旨の発表がありました。

ETAとは、電子渡航認証(Electronic Travel Authorization)の略称。

入国の際に必要な渡航認証を示し、現在カナダやオーストラリアなどで実施されています。

これが今年はイギリスにも導入されるということなのです。

日本については、非欧州圏の対象者(日本含む)は1月8日以降に実施となるので、2日後にはもう実施されます。

より具体的にETA登録が必要になる対象者を紹介しますと、、、

・6か月以下の旅行、親族訪問、商用、留学目的等にて滞在の場合

・3か月以下のCreative Worker visa concession(特定の条件を満たすことで、事前にビザを申請せずイギリス入国ができる制度)にて滞在の場合

・Permitted paid engagement(イギリスに滞在しながら、合法的に収入を得ることを許可するビザ)にて滞在の場合

・英国で乗り継ぎをする場合(英国に入国しない場合も含む) になります。

ETAの申請料は10ポンド(約2000円)。

審査日数はイギリスで3営業日以内で、支払いにはクレジットカード、デビットカード、Apple Pay、Google Payが使用できます。

承認されたETAの有効期限は2年間、入国回数制限はなく、パスポートの有効期限が終了した場合、更新や新規取得の場合はETAを申請し直す必要があるとのことです。

イギリス旅行の際に「しなければならないこと」がひとつ増えたかな~と感じますが、いつかまたイギリスに行ける日が来た時には、こういう制度が加わっていることを忘れずにいようと思います。