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東京都「Go To Eat」プレミアム食事券の販売再開

街に賑わいが戻ってきました。

コロナ禍に見舞われる前の、外国人旅行客がそこかしこにいる光景が再び見られるようになったのは、昨今の歴史的な「円高」がその大きな一因になっているのは否めないでしょう。

正直、これ以上円高が続くのは日本経済にとってどうなのか、という不安はあります。

それでも、ひとけのないがらんとした通りや、「休業」の張り紙が風に吹かれる飲食店などを2年近く見た後なので、理由が円高であろうとなかろうと、多くの国外旅行者が日本にやってきてくれて、いろんなものをたくさん買っていく様子には「よかった~」という思いが湧き上がってきます。

そして国内でも、各地で旅行客を呼び込む動きが活発になってきていますね。

そういえば、コロナ禍の中行われた「Go To Eatキャンペーン」は、苦境に立たされた飲食店や食材を提供する農林漁業者を支援するため、2020年に国がスタートした試みでしたが、当時はコロナ感染の収束がまだ見込まれず、いつの間にか話を聞かなくなっていました。

その「Go To Eatキャンペーン」、東京都ではプレミアム付食事券を販売する事業とオンライン予約でポイントを付与する事業の2つで構成されていますが、都では短期間で食事券の販売が停止に。

食事券は、販売額の一部を国が負担し、紙の場合では1万1000円分を1万円、デジタルの場合では1万円分を8000円で販売していたそうです。

そんな中、東京都の小池百合子知事は、10月14日の記者会見で「Go To Eatのプレミアム付食事券」について、10月26日から販売再開になるとの見通しを明らかにしました。

会見の中で小池知事は、「食の魅力というのは東京の魅力の1つでもあり、それを進めていきたいと思う。食事券の作成などについては、国の事業で事業会社が行なうが、今月の26日からの販売再開と聞いている」などとコメント。

ようやく活気の戻ってきた街を、国外からの旅行客だけでなく、国内からもより盛り立てていこうという意気込みが伝わってきます。

なお、今回東京都から発表された「Go To Eatのプレミアム付食事券」に関する詳しい情報は、農林水産省の「Go To Eat」や、「Go To EatキャンペーンTokyo デジタル食事券」などのサイトでご覧いただけます。

興味を持たれた方は、ぜひ詳しい情報をご確認ください。