コロナ禍で、私たちの生活様式がいろいろと変化しました。
コロナ以前から、日本人は世界的に見ても大変清潔好きであることは間違いのない事実だったと思いますが、パンデミックがきっかけとなり、その清潔指向に一層拍車がかかったように感じます。
そんな傾向を反映するような家電製品が、Panasonicから来年発売予定になります。
2022年3月21日に発売予定の「非接触スイッチ WTA1711W」は、手をかざして触らずに照明器具のオン/オフができるスイッチ。
リモコンで照明のオン・オフを切り替える製品なら、今どきの照明にはほとんど付属しているでしょう。
しかし、手かざしでオン・オフができるタイプのスイッチについては、あまり聞いたことがありません。
この製品を企画・開発したパナソニック エレクトリックワークス社は、「新しい生活様式で衛生意識が高まる中で、非接触式のスイッチを開発。特に衛生面への配慮が求められる病院や高齢者施設、保育所、多くの人が利用する学校やオフィスなどへの設置」を推奨する、ということです。
また、一般家庭においても、汚れたり濡れたりした手で操作する頻度の高い玄関やキッチン、洗面所などで使用すると効果的だといいます。
そして当製品は、赤外線センサー特有の黒色受光部をなくしているので、すっきりとした外見・デザインになっているのも特長です。
加えて、「周囲が暗くなるとスイッチの場所がわかる表示ランプの搭載」「かざす手とスイッチの検知距離を、約5㎝の「短」(廊下など人の往来が頻繁な場所に設置の場合)と、約10㎝の「長」(リビングルームなどで、少し離れた場所から操作したい場所に設置の場合)の2通りに切り替え可能」など、細部まで工夫がなされています。
適合ボックスは、1個用スイッチボックス、電源電圧はAC100~242V、負荷容量は4A、消費電力は1Wで、価格は工事費別で10450円の「非接触スイッチ」、気になった方はぜひ「パナソニック エレクトリックワークス社」の公式サイトで詳細をご覧ください。