JT(日本たばこ産業株式会社)は、10月1日のたばこ税増税に伴い、全173銘柄のタバコを値上げすることを発表しました。
今回値上げ対象となるのは、紙巻たばこ127銘柄、葉巻たばこ18銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄、かぎたばこ22銘柄の計173銘柄。
値上げ幅は、紙巻きたばこで1箱あたり10円〜40円となります。
ちなみに、「たばこ」と聞いて私がすぐ頭に思い浮かぶ銘柄「セブンスター」は今いくらぐらいするんだろう?
私も家族もタバコを吸わないので、今たばこがどれくらいの値段なのかわからなかったのです。
で、今20本入り1箱で560円だと知り、「そんなにするの?!」とびっくりしました。
大学時代、私の周りでは当たり前のようにタバコを日常的に吸う学生が多く、その頃のセブンスターは多分1箱200円もしなかったように記憶したからです。
調べてみると、実際1980年代の初め頃までセブンスターの値段は100円代でした。
それが今は1箱560円!
しかも10月からは更に値上げされて、改定後は600円になるそうです。
いや、これはもう愛煙家の方々は、ますます大変になってしまいますね。
それでなくても世界的に禁煙推進の傾向が強くなっていますから、たばこが好きな方たちは肩身の狭い思いをされているでしょうに。
自分はたばこは吸いませんが、私の父は若い頃相当なヘビースモーカーでした。
大病をしたのがきっかけでタバコをやめるまで、私の中で父のイメージはタバコから流れ出る紫煙と強く結びつき、そのせいでしょうか、タバコの香りはけっして嫌いではないのです。
副流煙などの問題さえなければ、タバコは嗜好品のひとつとして、好きな人たちからは取り上げないでほしいというのが個人的な思いなのですが、世間の風当たりはなかなか厳しそうですね。
今回のタバコ値上げのニュースで、「そろそろ潮時かな」とタバコ離れをする方達がたくさん現れるのか。
いまちょっと複雑な気持ちになっています。