健康

「体温」「物体」「室温」がこれ1つで測れる「非接触体温計」

いまだかつて、これほど頻繁に体温を測ったことはなかったでしょう。

体温なんて「あれ、ちょっと風邪ひいたかな?」と思った時ぐらいしか測ったことがなかった私ですが、最近では病院はもとより、公的な施設や大きめのショッピングモールなどでも入り口で体温チェックされることが多くなって、否応なく日常的に体温を測ることが多くなりました。

夫に至っては出勤前、体温に加えて会社から支給されたパルスオキシメーターで、体内の酸素飽和度をチェックするのが習慣化しています。

「あのときはあんなことしてたんだよねぇ」と、「むかし話」のようにこの状況を語れる日が1日も早く来て欲しいと願いつつ、今日は1つの体温計で「体温」と「物体」と「室温」が測れるという、ユニークな商品を紹介いたしましょう。

製品名は「ふれずに体温ピ HC-300J」(日本精密測器製)。

「体温ピ」って何?ちょっとユニークと思っていたら、これはどうも測定が終了した時に鳴る「ピッ」という音を商品名に落とし込んだようです。(可愛いですね)

さて本製品は、「ビックカメラグループ」の健康家電取扱い各店および、インターネットショッピングサイトで7月21日から販売が始まりました。

最大の特長は、「体温」の他に「物体」(ミルクやお風呂のお湯の温度など)、さらに「室温」まで、これひとつで計測ができるということ。

しかも非接触で計測可能なので、感染が気になる今、とてもタイムリーな製品だと言えるでしょう。

また本製品は測定距離センサーを搭載しており、常に同じ約4cmの距離から測れて、しかも確かな精度で測定できるそうです。

ちなみに測定にかかる時間は約1秒と、待ち時間が短いのもありがたいですね。

使い方ですが、体温計として使うときは、「測定ボタンを押し、『体温モード』であることを確認後、『測定』ボタンを押す。ピッと音が鳴ったら、額から4cm以上離れた距離からゆっくりと近づけていき、額との距離が約4cmになると「ピーッ」と音が鳴り、測定が終了」という流れで使用します。

体温/物体モードの測定結果は、それぞれ10回分保存が可能。

本体サイズは約3.55×4.11×18.39㎝(幅×奥行き×高さ)、重さは約57.2g(乾電池含まず)、電源は単四形アルカリ乾電池1本、暗いところでも操作しやすいバックライト付きで、夜間に乳幼児の体温を測る際などに役立ちそうです。

3モード搭載で価格は10970円の「ふれずに体温ピ HC-300J」に興味を引かれた方は、ぜひ対象のサイトをご覧になってみてください。