「オッスオラ悟空。ワクワクすっぞ!」
多分このセリフ、どこかで耳にされたことがあるんじゃないですか?
特にアニメや漫画が好きじゃなくても、鳥山明さんが生み出した漫画「ドラゴンボール」の孫悟空というキャラクターを知らない人は少ないはず。
作者の鳥山明さんは、昨年68歳の若さで惜しくも亡くなられましたが、彼が残した数々の作品は国境も時も超え、これからも生き続けると思います。
そして多くの優れた作品の中でも、いまだに根強い人気を持っているのが「ドラゴンボール」です。
冒頭のセリフはこの作品の主役・孫悟空が、アニメの中で強い敵と出会った際に口にする言葉としてとても有名なんですが、実は原作では一度も使われていなかった(!)ということをご存知でしたか?
つまりこのセリフは、アニメ版悟空=野沢雅子さん独自のセリフということになるんですね。
・・・などといろいろ「ドラゴンボール」の蘊蓄を語ってしまいましたが、今日取り上げるのは、同作品が2024年に40周年を迎えたことを記念して企画された、「ドラゴンボール40周年記念2025プルーフ貨幣セット」と、「ドラゴンボール40周年記念 貨幣セット」についてです。
受付は9月5日から始まっており、12月上旬頃から順次発送の予定。
価格は送料込でプルーフ貨幣セットが16500円、貨幣セットが3100円です。
それぞれどのようなものなのか、概要をまとめました。
まず「ドラゴンボール40周年記念2025プルーフ貨幣セット」について。
これは、令和7年銘の500円から1円までの6種類のプルーフ貨幣と、銀メダル1枚を特製革ケースに収納したものになります。
なおプルーフ貨幣とは、特殊な技術により表面に光沢を持たせ、模様を鮮明に浮き出させた貨幣のことです。
銀メダルの表面には孫悟空を、裏面には虹色発色加工で「DRAGON BALL」原作40周年記念ロゴがデザインされています。
「虹色発色加工」技術は、微細な間隔に刻んだ溝に当たり反射した光が干渉し、虹色に輝いて見えるよう加工する技術で、向きや角度によって発色する部分が変化するもの。
素材は925位銀、直径35mmで、重さは約20g、販売予定数は25000個です。
そして「ドラゴンボール40周年記念 貨幣セット」は、令和7年銘の未使用の500円から1円までの6種類の通常貨幣と、丹銅製年銘板(製造年を記したメダル)1枚をケースに収納したもの。
年銘板の表面には孫悟空が、裏面には四星球がデザインされています。
素材は丹銅のブロンズ仕上げ、直径27mmで、重さは約7.5g、販売予定数は60000個です。
ドラゴンボールファンの方、アニメファンの方に特におすすめの、記念コイン。
興味を持たれた方、いちど造幣局オンラインショップをのぞいてみてはいかがでしょうか。