今日取り上げるのは、「水素アシスト自転車」についての話題です。
ん?水素アシスト自転車?
電動じゃなくって、水素アシストって、一体どんな仕組みなの?
・・・と思った方、大丈夫です!
私も全く同じように思いました。
正確な名称を「水素燃料電池アシスト自転車」というこの自転車は、「再生可能エネルギー由来の電力によって水から水素を生成し、水素と酸素の電気化学反応により発電して走行をアシストする自転車」。
もう長く問題視され、世界規模での取り組みがなされている「温室効果ガス」の削減に、この水素燃料を使った自転車は一役買ってくれるそうなんです。
この「水素燃料電池アシスト自転車」と「水素生成/充填一体機」が、現在開催中の大阪・関西万博において、会場運営スタッフの移動用モビリティとして採用されています。
水素生成/充填一体機は、水の電気分解によって水素を現地で生成して充填する装置。
電源は太陽光パネルによる発電により賄われるそうです。
今回この水素アシスト自転車を提供した「YOUON JAPAN」は、万博が掲げる「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿った、持続可能な未来社会の実現に貢献する日本法人。
将来的には、環境負荷の低減と移動効率の両立を図り、実運用を通じた検証で、今後の市場拡大と水素ステーションなど関連インフラ整備を推進、シェアサイクル事業への展開などを進めていくとのことです。
電動アシスト自転車のヘビーユーザーである自分にとっても、このニュータイプの自転車は大変興味をそそられます。
実際にシェアサイクルが実施されたら、ぜひ利用してみたいと思っています。