昨年末、あるアーティストのライブを見るため初めて豊洲を訪れました。
自分の目的地は「豊洲PIT」というライブシアターでしたが、「豊洲」という土地については、かつての築地市場の代替施設として豊洲市場が建設された、というぐらいの知識しかなかったので、駅から目的地までキョロキョロと辺りを見回しながら歩いておりました。
その後知ったのですが、「新豊洲駅」を中心としたエリアでは、豊洲埠頭に広大な土地を所有している東京ガス不動産による「TOYOSU22」というビジョンがあって、それをもとに「22世紀に引き継ぐ価値のある街づくり」が行われているとのこと。
実際に歩いてみて、広い道路や子供達が安心して遊べそうな公園、歩きやすい歩道、緑の多さなどが目に入り、「未来型の街」を感じさせるような景観だと思いました。
そして今日取り上げるのは、そんな豊洲に2月1日オープンする「豊洲 千客万来」です。
「豊洲 千客万来」は、「万葉倶楽部」が整備・運営する観光施設で、豊洲市場に隣接という立地を生かした「豊洲場外 江戸前市場」と、温浴施設「東京豊洲 万葉倶楽部」の二つの施設で構成されています。
同施設のコンセプト「うまさの聖地」。
豊洲市場ならではの新鮮なローカルフードを提供するほか、日本全国から集まる「本格・本物の食」など、誰もが楽しめる食体験を提供する、とのことです。
これに加えて、温泉や東京湾パノラマ夜景を望める足湯を楽しむこともできるといいますから、「東京にいながら温泉旅行気分」に浸れる新たな名所の誕生となりそう。
なお温浴棟は地上9階、地下1階、食楽棟は地上3階、地下1階となっています。
「豊洲場外 江戸前市場」は江戸の街並みを再現した商業施設だとのことなので、外国人旅行客の注目を集めるのではないかと思います。
そして「東京豊洲 万葉倶楽部」は24時間営業の温浴施設で、東京湾を望む露天風呂や、ウォーターフロントの景色を360度パノラマで一望できる展望足湯庭園が設置されています。
なお、温泉は、源泉から毎日運ばれる箱根・湯河原の湯を使われているとのことなので、ほんものの「温泉」を都内で体験できてしまうんですね!
そのほか、ボディケア、オイルトリートメントやサウナ、岩盤浴なども用意され、リクライニングチェアを使える大規模なリラックスルームもある、という充実ぶり。
もう開業したらすぐにでも行ってみたい!という人が続出しそうな気がします。
利用料金など、詳細についてはぜひ「豊洲 千客万来」の公式サイトをご覧ください。