グルメ

干物から「ヒモノ」へ! 今味わってみたい「アタシイヒモノ」とは

日本人の魚消費量が年々減っているそうです。

そういえば我が家でも、食卓に上がる肉と魚の割合でいくと肉の方が多いですね。

家族が肉好きだというのもあるけれど、私がお世辞にも料理上手とは言い難くて、「魚→下ごしらえが面倒」と短絡的に思ってしまうことにもその理由がありそうです。

もちろん最近のスーパーでは、鮮魚部のスタッフさんにお願いすれば気持ちよく下ごしらえをしてくれることも知っています。

でも、それでもなんだか「鮮魚」は私にはちょっと扱いにくい印象が強い。

そのためか、我が家で「今日は魚にしようか」となると、そのまま焼いてすぐに食べられる干物を選ぶことが多いのですが、そもそも「干物」といったら塩味とあとはせいぜいみりん干しがあるくらいで、味のバリエーションはけっして豊富とは言えない加工品だと思ってきました。

そんな「干物は画一的な味付けのものしかない」という概念を覆すような新しい試み「アタラシイヒモノ」が今注目されています。

「アタラシイヒモノ」は、真鶴町の有限会社「魚伝」が立ち上げた、「塩・砂糖・ハーブなどを合わせた『ソミュール液』や、選りすぐりのハーブ&スパイスで調理することで干物としての味わいをさらに凝縮。焼いて食べるだけでなく、アクアパッツァやスープなど料理素材としても使える上に、調理はフライパンやオーブンでOK!魚グリル不要で汚れの心配なし!」をコンセプトにしたブランド。

公式サイトをのぞいてみると、「金目鯛ハーブ&ガーリック」「銀鮭ハラス チョリソー」「サバ チョリソー」「シイラ ハーブ&ガーリック」など、これまで見たことのないような取り合わせの「ヒモノ」商品がずらりと並んでいます。

いわゆる「干物」らしい色合いのものは少なく、例えば「サバ チョリソー」などは赤みを帯びており、それを収めたパッケージも「紺色に赤いトマト」のイラストのラベルが添えられていておしゃれで、ヨーロッパのマルシェなどで扱われている食品のようにも見えます。

現在一番人気は、いろいろな味を楽しめる「アタラシイヒモノ5種セット」(「金目鯛ハーブ&ガーリック」「銀鮭ハラス チョリソー」「サバ チョリソー」「サバ黒七味」「シイラ ハーブ&ガーリックorアジ ハーブ&ガーリック」)(消費税込み4644円/送料1200円)。

個人的には「洋風鯛めし」が手軽に作れるという「金目鯛ハーブ&ガーリック」(消費税込み2700円)が気になります。

おうち時間が増え、作るものがマンネリ化しちゃった〜とお悩みの方にもオススメです。