ニュース

ローソン 「期限切れ」商品値引き販売の実証実験を開始

スーパーに行くと、「○円引き」「○%引き」というシールが貼られた商品をよく目にします。

こういった商品のおおかたは、消費期限ギリギリなことが多いのですが、買う側が割り切ることができるならば、このような値引き商品を利用するのは決して悪くない、と私は考えています。

また、それとは少しニュアンスが異なりますが、「規格外」(市場に出せる基準から外れた形やサイズ)の野菜など、以前から「もったいないなぁ、多少形が悪くても、私なら少し安くしてくれたら喜んで買うのに」と思ってきました。

これについては幸いなことに、この数年で積極的に規格外の茄子やきゅうりなどをリーズナブルなお値段で売るお店が出てきて、「あぁ、私と同じようなことを思っていた人がたくさんいたんだな」と嬉しく感じています。

さて、このような動きは「フードロス」の解消にかなり役立つと思われますが、この度「ローソン」が「クックパッド」と提携し、販売期限が切れ店頭から撤去された商品を値引きして販売する実証実験を行なうことになったそうです。

ここで一つ注意が必要なのは、この「消費期限」は、消費期限内でありながら、ローソンが定めている基準による「販売可能な期限」を過ぎて、通常は店頭から撤去される「販売期限切れ」の商品、という意味であること。

つまり、飲食するには全く問題ないということですね。

今回実証実験が行われるのは、「ナチュラルローソン芝浦海岸通店」。

店頭から撤去し値引きした上でクックパッドマートで販売し、店舗に設置したクックパッドマートの生鮮宅配ボックス「マートステーション」で受け取れるようにする、という仕組みだそうです。

具体的な値引き例を挙げると、例えば「もちぷよ」が108円から58円に、「もち食感ロール」が322円から176円になるなど、大幅に値引きがされ、販売される期間は各商品の消費期限当日の0時~23時の間となっています。

実証実験の期間は12月13日~2023年1月31日まで。

気になった方は、ローソンの「ニュースリリース」「クックパッドマート」のサイトで詳細をご覧ください。