今朝テレビから流れてきたあるワードにふと耳が反応しました。
それは「レジリエンス」という言葉。
レジリエンスってなんだろう?
「レジリエンス(resilience)」は、もともと物理学で用いられてきた単語だそうで、日本語で「外力によるゆがみをはね返す力」を指すものだそうです。
それが転じて、心理学では「逆境や困難、強いストレスに直面したときに適応する精神力と心理的プロセス」=「回復力」と定義されているということを知りました。
イメージとしては、何か強い負荷がかかった時に、大きく折れ曲がっても折れることなく、またしなやかに元に戻る「竹」みたいなものでしょうか。
なぜいまこのワードが気になったのか、と考えてみると、それはやっぱり長く続くコロナ禍の中で、誰もがストレスを抱えた状態になり、不安に押しつぶされそうでつらい、と感じたり、それが実際体調に影響を及ぼす状況が増えている、と自分自身感じているからでしょう。
このレジリエンスは、誰にも備わっているものですが、当然のことながらひとそれぞれ程度の差があります。
が、最新の心理学では後天的にレジリエンスを高めることが可能だと、わかっているとのこと。
そこで今日は、「アメリカ心理学会」(American Psychological Association:APA)が提唱する、レジリエンスを鍛え、築くための10の方法を紹介します。(以下、箇条書きでまとめます)
1.家族や友人との良好な関係をつくる 2.危機を耐え難い問題とせず、克服できると思う 3.変えられない状況を受け入れる 4.現実的なゴールをつくり、それに向けて動く 5.きっぱりと決断してアクションを起こす6.喪失の苦しみの後に、自己発見のチャンスを探す 7.自分自身をポジティブに見る 8.ストレスの多い出来事を、長い目、大きな視点で見てみる 9.希望に満ちた見解を持ち続ける 10.心と体をケアし、自分自身を癒やす
このように、わかりやすく簡潔にまとめられていますが、もちろんこれらすべてをうまくやれる人は、そんなにいないと思います。
大切なのは、もしも自分の中で「これは自分にあってそう」と心に「響く」項目があれば、やってみて損はないということ。
個人的には、「変えられない状況を受け入れる」という項目と「ストレスの多い出来事を、長い目、大きな視点で見てみる」という項目が刺さりました。
あなたに最も響く項目はなんでしょうか。