関東地方もようやく梅雨入りとなり、私が住む街でも朝からしとしとと雨の降る空模様になっています。
ところで今年の「夏至」は週明け6月21日。
ということは、今頃が一番昼時間が長いということになり、たまの晴れ間に差し込む太陽の光には、じりじりと肌を焼くような強さがありますね。
実際この時期は紫外線が最も強くなる頃。
ピークは7月ごろですが、6月から急激に紫外線量が増えてきます。
紫外線が強くなってきて気になるのは、そう日焼けですよね。
特に今はまだ外出時にマスクを手放せないので、「日焼け止めの塗り方、どうしたらいいんだろう」と悩まれている方が多いのではないでしょうか。
そんな方がたに向け、「花王」から「マスク着用時の効果的な日焼け止めの塗り方」について、ある発表がありました。
6月10日に出されたこの発表は、花王の「BRCC(ビューティーリサーチ&クリエーションセンター)」とスキンケア研究所が行なった調査に基づくもので、紫外線を浴びると肌が紫色に変わる人形を使って、マスクやサングラスをかけた状態での紫外線の到達度合いなどを調査したそうです。
その結果、マスクで隠れない部分はもちろん、マスクで覆われた頬や顎部分、さらにサングラスや帽子を着用しても隙間から紫外線が侵入していることが確認されました。
同時に花王では、独自の解析方法でマスク着用時における日焼け止めの塗布状態の経時変化を確認、時間の経過とともに日焼け止めがマスクに付着していることが分かったそうです。
このことから、マスク着用時でも肌への紫外線の影響を防ぐためには、マスクで覆われている部分にも日焼け止めをムラ無く塗ること、さらにマスクで擦れやすい部分は他より対策が必要だという結果になりました。
さらに、花王からは「効果的な日焼け止めの塗り方」が提唱されています。
同社が提案するのは「らせん&一方向塗り」で、これはくるくるとらせん状に塗る方法と、一方向に塗る方法を組み合わせた塗り方です。
クリームタイプの日焼け止めの場合は、顔の数カ所に日焼け止めを置いて小さならせん塗りを行い、その後、隙間を埋めるように一方向に短く伸ばすのがよいとのこと。
そして乳液タイプの日焼け止めの場合は、額・顎・両ほほ・鼻それぞれに日焼け止めを起き、大きならせんを描きながら塗布した後、さらに大きく一方向に伸ばして馴染ませるとよいとのことです。
どちらの場合もこうすることで、より一層ムラなく均一に日焼け止め剤が塗れる花王は提案しています。