幼い頃電車が大好きだった息子を連れて、走る電車をよく見に行っていました。
歩いて行ける距離の駅前に来ると、しばらくはそこを離れずずっと行き交う電車を見ていた息子の姿、今でも記憶に残っています。
そんな乗り物好きな男の子がもれなく通ると言われているのが、ミニカーの「トミカ」と電車の「プラレール」。
どちらも「タカラトミー」から発売されているおもちゃの「ていばん」です。
「トミカ」についてはつい先日当ブログで話題を取り扱ったばかりでしたが、もう一つの「プラレール」については、これまであまり取り上げたことはなかったような・・・。
でもプラレールも我が家にはかなりたくさんあって、レールをつなぎ合わせてその上でいろんな電車のおもちゃを走らせるのは、息子だけでなく夫も結構楽しんでいたようです。
私自身はあまり興味はありませんでした。
が、その中で一際目を引いていたのが「ドクターイエロー」です。
「ドクターイエロー」は、東海道・山陽新幹線の線路や架線(電気設備)、信号システムなどを点検しながら走行する、「新幹線のお医者さん」。
車体が黄色なのは、夜間の保守作業時でも目立ちやすく、安全に作業ができる「警戒色」としての意味があるとのことです。
また、10日に1回ほどのペースで「東京 – 博多間」を検測走行し、ダイヤは非公開なため滅多に出会えないことから、「見ると幸せになれる」という都市伝説が生まれることに。
そんな大人気のドクターイエローですが、現在活躍しているドクターイエロー(923形)は老朽化のため、JR東海は2025年1月頃に検測走行を終了するなど、引退に向けて動いています。
そしてこの度JR東海は、「ドクターイエロー」の役割を引き継いで、営業しながら検査を行なう東海道新幹線「N700S」車両の名称を「ドクターS」に決定した、という発表がありました。
今年10月に営業車両として走行開始し、2027年1月に検測機器の運用開始を予定しているそうです。
ドクターイエローの引退後も営業車検測の技術によって、ドクターイエローの全ての検測機能と、社員が現地で行なう検査業務の一部を代替可能となっていました。
今回その営業車両について、N700Sの名称を「ドクターS」とし、ロゴマークを決定する運びとなったそうです。
「ドクターS」の名称は、最新型車両「N700S」や「S Work車両」、「S Wi-Fi for Biz」など、東海道新幹線のブランドイメージとして定着した「S」を使用。
また、「ドクター」の名を冠し、ドクターイエローの役割を受け継ぐ車両であることを表現したとのこと。
なお、ロゴマークの「Dr.S」は両先頭車両と奇数号車(1編成あたり計20カ所)に表示するそうです。
ドクターSは計4編成(各16両)。
ドクターイエロー(T4編成)の車体に使用されていたアルミ部材を水平リサイクルし、ドクターSの車体の一部(屋根部、側面部)に使用す
るとのことです。
世界に誇る日本の新幹線がこの先もずっと安全に走行できるよう、ドクターイエローの後継ドクターSが活躍してくれることを祈ります。