「麻疹」(はしか)が流行の兆しである、と今朝のニュースで報告されていました。
はしか・・・自分はどうだったっけ?
そう思う方がたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
自分に関して言えば、まだ3〜4歳の頃ワクチンなどと関係なく、「自然感染」をしてけっこう大変だったことを幾度となく両親から聞かされてきました。
通常はしかは、一度感染すると一生続く免疫が得られると言われています。
それくらいはしかの感染力と身体に及ぼす力は強いもので、空気感染する上、重症化した場合には死に至ることもある、怖い病なんですね。
困ったことに近年では「ワクチン接種による免疫力の低下」が指摘されるようになってきたそう。
つまり、幼少期にはしかの予防接種を受けた人の中には、現在はしかに対する免疫がない、あるいは弱くなってしまっている人が多くなっている、ということらしいのです。
そしてそんな状態ではしかにかかってしまった場合、もうひとつやっかいなことが起きてしまうとか。
それは「免疫健忘」という状態。
聞き慣れない言葉ですが、この「免疫健忘」とは「これまでに獲得した免疫記憶が失われてしまい、さまざまな他の感染症にかかりやすくなること」だそうです。
これは怖すぎる!
これまで長い年月をかけて、がんばって体が体内に作ってくれた免疫が全部ゼロにリセットされてしまうなんて。
そしてはしかは、そんな恐ろしい状態を作り出してしまうのです。
コロナ禍が開けて、海外との人の行き来が爆発的に復活した影響もあり、日本国内でのはしか感染者数はいま増加しています。
この状況に不安を感じたら、どのような対処法があるのでしょうか。
まずは、麻疹の予防接種を受けることです。
一回の接種で免疫ができるのは95%なので、確実に免疫をつけるには2回接種することが推奨されています。
また、自分がいまはしかの免疫を持っているかどうかは、麻疹抗体検査(血液検査)で確認することができるそう。
自分のためだけでなく、周囲の方たち(もっと広く見ればすべての人たち)に対しても、自分にはしかの免疫があるかどうかを知ることはとても大切になりますね。
記憶があいまいだな・・・という方は、麻疹抗体があるかどうかを調べてみることをお勧めします。
なお、麻疹抗体検査は内科、小児科、皮膚科などで受けられ、一部の自治体では検査に公費負担を導入していますので、検査をお考えの方は事前にチェックしてみてください。