健康

薬膳が身近になるレシピ本「 ご自愛スープと養生鍋」

今年流行したもののひとつに「薬膳」があったと思います。

おそらくコロナ禍をきっかけに、健康維持に関心を持つ人が増えたという背景があったのでしょう。

薬膳とは、「食事と薬はその源が同じであり、食事は病気を治し健康を保つ上で不可欠」という、「医食同源」の考え方が土台になった食事法のことです。

今年春NHKで放送されたドラマ「しあわせは食べて寝て待て」は、この「薬膳」が物語の重要な要素として登場する物語。

主人公の女性は完治が難しいと言われる難病を患い、将来の見通しも立たず鬱屈とした日々を過ごしますが、ある古い団地に移り住み、そこで心優しい人たちと薬膳に出会います。

ドラマ内で毎回登場する「薬膳」は、身近にある素材で作ることが可能な「おうち薬膳」メニューばかりで、それを食べる主人公も回を重ねるごとに少しづつ元気を取り戻していきました。

薬膳を生活に取り入れることで、体だけでなく心までが「整えられる」様は、「体と心に良いことをしたい」と思っていた人たちにクリティカルヒットしたのでしょう。

ドラマの大ヒットとともに「薬膳」も脚光を浴び、書店には薬膳関連の書籍がたくさん並ぶようになりました。

そして今日はそんな薬膳を手軽に摂れる調理法を指南してくれるレシピ本を紹介いたします。

本のタイトルは「おいしくやさしく体をいたわる ご自愛スープと養生鍋」(インプレス)。

SNS総フォロワー数約16万人の人気漢方家・久保奈穂実さんが教える、いつもの食材で気軽に作れる、食べておいしく不調を改善する薬膳鍋とスープのレシピ本です。

専門的な漢方食材は不要、スーパーで買える食材を使い、3ステップまでのカンタンな調理工程で、薬膳的効能を組み合わせた鍋やスープを普段の食生活に取り入れることができるとのこと。

紹介されているレシピは計60点(トッピングアレンジ含む)で、一年中よくある不調をもとにした定番レシピと、花粉症のような季節ごとのよくある不調に合わせた春夏秋冬別レシピが掲載されています。

それぞれのレシピにおすすめの体質が記載され、使う食材には薬膳の「五性」「五味」のアイコンを表示、このレシピがどのように体をいたわってくれるのかも紹介されているそうです。

さらにおすすめのレシピは「ちょい足し薬膳」トッピングも加えており、体調に合わせて食材をちょこっと足すだけで効能をプラスでき、味変も楽しめるとのこと。

また巻末には24点の食材の薬膳的効能や旬が分かる「鍋とスープの食材帖」も収録されています。

「おいしくやさしく体をいたわる ご自愛スープと養生鍋」(インプレス)の価格は1815円。

興味を持たれた方は、お近くの書店でぜひ本書を手に取ってみてください。