カンロ飴。
懐かしいなぁ、というのが60代の私の思いです。
昭和時代、多分どの家庭にもあったカンロ飴が誕生したのは1955年(昭和30年)。
私もまだ生まれる前に発売されたカンロ飴の特徴は、しょうゆが隠し味として使われていたということです。
「ソイソース」として、今では世界的に有名になった日本独特の調味料が、砂糖、水飴、食塩というシンプルな素材と一緒になって、「あまじょっぱい」あの味を作り出しています。
ただ甘いだけでなくコクのある甘味がカンロ飴の魅力で、それが今に至るまでの超ロングセラーにつながっていたのでしょう。
さて、カンロではこのたびカンロ飴の発売70周年を記念して、「ちいさくなったカンロ飴」を発売します。
同社では今回の新商品発売に関し、「これまでの『昔懐かしい飴』という印象から『日本のやさしい飴」というブランドイメージのアップデートを図る」というメッセージを出しました。
その試みの一環として発売される「ちいさくなったカンロ飴」は、一部から上がっていた「高齢者や幼い子どもに食べさせにくい」「ちょっとあいた時間で舐めるには粒が大きすぎる」などの声を受けて企画されたもの。
同商品では、粒のサイズが従来比約60%(体積比)に小さくなり、内容量も手にとりやすいように食べきりサイズへと変更されています。
また、使用するしょうゆは小麦不使用のものを採用。
素材を厳選することで粒が小さくなっても満足できる味わいを追求した、とのことです。
そして黄色を基調としたパッケージには、ドット柄の温かみあるデザインが採用されており、小さくなったことや商品のやさしさが表現されているそう。
粒を小さくすることで得られるメリットは思った以上に多そうです。
カンロの「ちいさくなったカンロ飴」は、10月7日から全国で発売開始予定。
内容量は50gで、参考価格は税込194円になります。
皆さんもお近くのお店で、今までよりもかわいらしいサイズになったカンロ飴を見かけたら、ぜひいちど手にとってご覧ください。