ビートルズの「最後の新曲」と言われる「ナウ・アンド」の配信がスタートしました。
早速聞いてみた私は、長年のビートルズファン。
まず最初に抱いた感想は、「やっぱり彼らのコーラスは素晴らしい!」というものでした。
出だしはほぼジョン・レノン色満載の、ちょっと物哀しいフレーズなのですが、サビに入ってからの4人揃ってのコーラス部分を聞いた時「あぁ、これビートルズだ」と素直に感じました。
また、中間部で流れるジョージ・ハリソンのスライドギタープレイは、彼が存命中に録音されていたものだそうです。
この曲のオリジナルデモ音源については、以前「アンソロジー」プロジェクトが実施された際に、「フリー・アズ・ア・バード・バード」「リアル・ラブ」とならんでクリアな音質にするべく、ポールをはじめとしたビートルズ関係者が努力したそうですが、当時の技術では難しかったそう。
それが、数十年の時を経て今回ジョンの声がこれだけクリアに再現されたことは、本当に奇跡的だと思います。
さらにファンとして感慨深いのは、まだ40歳そこそこの「若い」ジョンの声に、その倍以上の年齢になったポールとリンゴ、そしてやはり今はもうこの世にはいないジョージが弾くギターが一緒になって、一つの音楽を奏でているということ。
文字通り「時空を超えた音楽」となって、今世界中にこの曲が響き渡っていることを、10代の頃から彼らの音楽に勇気づけられながら生きてきた自分は、心から嬉しく思います。
きっと同じような思いの人たちが、数えきれないほどいるはず。
今日は「ナウ・アンど・ゼン」を繰り返し繰り返し聞く日になるでしょう。