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「Threads(スレッズ)」の登録者数が3000万人を突破

米メタ(Meta)が開始したテキストベースのSNS「Threads(スレッズ)」が、サービスを開始して数日間で、登録者3000万人を超えたことがわかりました。

個人的には、そもそもこの「スレッズ」というアプリのことをほとんど知らなかったので、まずはそのあたりから見ていこうと思います。

「スレッズ」を開発したのは、InstagramやFacebookで知られるアメリカ・メタ社。

メタ社のCEOはメディアへの露出も多いマーク・ザッカーバーグ氏で、Twitter社のイーロン・マスク氏とは何かと比較される存在でもあります。

そしてザッカーバーグ氏は、今回「スレッズ」を正式にリリースした数時間後、「二人のそっくりなスパイダーマンが、お互いにお互いを指さし合う」イラスト画像をTwitterに投稿。

ザッカーバーグ氏がTwitterにツイートしたのは実に11年ぶりとのことで、今回「スレッズ」を立ち上げることで、Twitter社に真っ向勝負を挑んでいるのだろう、ということが伺えます。

「スレッズ」のサービスが開始されたのは日本時間で6日朝(米国西海岸では5日夕)のこと。

アメリカ西海岸では一晩を経て、ザッカーバーグ氏がスレッズの自身のアカウントにおいて「(米国時間6日朝)今朝の時点で、3000万人のサインアップ(登録)」と投稿しました。

実にサービス開始から1日足らずで、これだけの登録が行われたことになります。

現段階でわかっている「スレッズ」の機能・特徴の概要は以下の通り。

・投稿できる画像は最大10枚

・プロフィールにリンクを一つ、なんでも貼れる

・URL投稿ができる️

・全角で最大500字投稿できる。タイムライン上でもそのまま表示される

Twitterよりも投稿できる文字数が多いこと、投稿可能な画像数も多いことがスレッズの特徴です。

ただ、現段階では、次のような弱点も。

・アカウントの切り替えができないので、ログアウトする必要がある

・パソコンからだと開けない

・タイムラインにはオススメのみ。自分のフォロワーのみの表示はできない

など、まだこれから改善される(であろう)点が見られます。

なお、ザッカーバーグ氏は「スレッズ」への投稿の中で、「何か特別なことの始まりのように感じるが、私たちには、アプリを作り上げるためにまだまだやることがある」と綴っており、今後の更なる展開に期待を持たせるメッセージとなっています。