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首都圏から立山(室堂)までの直通バス 夏季限定で運行

出身が北陸地方の私にとって、富山県の「立山」は馴染み深い山です。

実際に何度か登ったこともある立山は、現在までのところ自分が経験した「最も標高の高い場所」で、その時に見た雲海には「こんなすごい景色初めて見た!」と心が震えました。

また、「雨が下から降る」という高山ならではの現象も経験、もちろん頂上に辿り着くまでの大変さや、登り以上に実は下りでも神経を使うことなど、実際に登ってみなければわからないことがたくさんありました。

脚が丈夫なうちに、できればもう一度行ってみたいと思います。

さて、この夏そんな立山への観光をお考えの方にオススメのプランが発表されました。

立山登山をする人だけでなく、周辺での散策などの観光を楽しみたい方にとって、拠点となるのが室堂ターミナル。

室堂は標高2450mに位置し、富山駅からですと地鉄電車と立山ケーブルカー、立山高原バスと、公共機関を乗り継いで訪れることができる利便性が魅力です。

そして、このたび首都圏と富山県の室堂を結ぶ直通高速乗合バス「東京・渋谷・新宿・池袋~立山(室堂)」線が、夏季限定で7月14日から運行開始されることになりました。

乗り入れるのは、東急トランセ、西武観光バス、富山地方鉄道で、6月下旬より、「発車オーライネット」で予約受付が開始されます。

本路線は、夜間に東京・渋谷・新宿(歌舞伎町)・池袋を出発し、翌朝、立山連峰に到着します。

乗り換えがなく、また通常登山の際に必要な前泊がなくなるので、観光する人のストレスが大幅に軽減されること間違いなしですね。

なお、各車内にはWi-Fi環境、充電用設備、車内トイレ、大型トランクなどが完備されているとのこと。

夏の観光先候補として立山黒部アルペンルートをお考えの方に、ぜひご検討いただきたいプランです。

気になった方は、「発車オーライネット」の公式サイトで詳細をご確認ください。