人との連絡手段が主にメールやLINEになった今、以前ほど郵便局へ行く機会は少なくなりました。
少なくとも私はそうです。
昔は結構筆まめで、折に触れては手紙や葉書を書き、友達に送っていたこともあったのに、この頃は字そのものを自分で書くこと自体があまりないため、「あれ?この漢字ってどう書くんだっけ?」と思うこともしばしば。
たまには素敵な便箋と封筒のセットでも用意して、近況を知らせがてら、長く無沙汰をしている友人たちに手紙でも書いてみるとしましょうか。
さて、今回話題に挙げた郵便局ですが、切手や葉書は多くの郵便局でまだ現金購入されていますよね。
すでに約8600の郵便局ではキャッシュレス決済が導入されているそうですが、日本郵便ではこのたび、全国の約20000局すべての直営郵便局の郵便窓口に、キャッシュレス端末を9月末までに導入することを決定した、と発表しました。
未導入の約12000局に導入される端末は、三井住友カードが提供するオールインワン決済端末「stera terminal」で、これにより、全直営郵便局の郵便窓口において、キャッシュレス決済が利用できるようになるそうです。
キャッシュレス決済の対象は以下の通り。
⚫︎郵便料金または荷物(ゆうパック、ゆうメールなど)運賃の支払い
⚫︎切手、はがき、レターパックなどの販売品(印紙を除く)の支払い
⚫︎カタログ、店頭商品などの物販商品の支払い
また、利用可能な決済種類・ブランドは、クレジットカードが、Visa、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、銀聯の6ブランド。
電子マネーが、交通系電子マネー、iD、WAON、QUICPay+の4ブランド。
スマホ決済が、ゆうちょPay、au PAY、d払い、J-Coin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天ペイ、Alipay、WeChat Pay、銀聯QRの11ブランドとなっています。
最近では外出時にあまり現金を持ち歩かないという人も多くなってきました。
そういった流れに沿った今回の導入決定でもたらされるメリットは大きいと思います。