ここ数年よく耳にする「昭和レトロ」という言葉。
リアルタイムで昭和時代を経験してきた立場としては、若い人たちが昭和に因む様々なモノに「うわ~初めて見たぁ、かわいい!」などと目を輝かせるのを見ると、嬉しいような、むず痒いような、なんとも複雑な気持ちになります。
ちょっと前までは、「ダサい」と言われてたようなものが、逆に今ではかっこいい!とか言われることも多く、「こんな日が来るとわかっていたら、捨てなきゃよかった」と、後悔することがあったりもして。
このような「昭和レトロ」ばやりを背景に、「タイガー魔法瓶」が2023年2月3日に創立100周年を迎えたことを記念して、100周年記念モデルとなる「レトロ柄復刻シリーズ」を発売するそうです。
6月21日に同社の公式サイトにて数量限定で発売されるのは、1970年代から80年代にかけて(昭和45年ごろから55年ごろ)発売した製品に描かれていた花柄(ポピー)とストライプ柄(オレンジストライプ)。
製品は、ジャー炊飯器(直販価格/12000円)、蒸気レス電気ケトル(10800円)、VE電気まほうびん(12000円)、ホットプレート(13800円)、真空断熱ステンレスポット(6000円)、真空断熱ボトル(200ml/3800円・350ml/4200円)、真空断熱フードジャー(3800円・ポピー柄のみ)の8種類です。
なお、この中で真空断熱ステンレスポットのオレンジストライプ柄だけは、8月21日の発売予定となっています。
赤いポピー柄も、オレンジとイエローを組み合わせたストライプ柄も、確かに自分の記憶に残っている懐かしい柄!実家の台所の風景を思い出しました。
あの頃は、どこのうちにもあんなふうな柄や色の絵が入った家電や食器があったなぁ。
そして、すっきりとした無駄のない色やデザインのアイテムが当たり前となった今だからこそ、こういった絵柄が新鮮に映るのだろうということが実感されました。
それぞれのアイテムの詳細については、「タイガー魔法瓶」ならびに「ニュースリリース」で、ご確認ください。