健康

冷え性に効く「スーハーリラックス法」と「血管のばしストレッチ」

「三寒四温」という言葉は、冬と春がせめぎ合う時期の気温変化の激しさを表す、実にうまい言い回しだと思います。

今がまさにそんな季節のまっただなかで、とにかく毎日の気温のアップダウンが激しすぎる!

もともと自律神経系のバランスを崩しやすい体質な自分には、この状況はかなりしんどいです。

加えて今日は朝からかなりの強風が吹き荒れており、気圧の変化もあいまって昨日あたりから「耳の聞こえが左右でちぐはぐになる」「眠気が強い」「ふらつきを感じる」など、明らかに気候が原因での体調不良が出るようになっていました。

こういう時は血流も悪くなるらしく、手足もいつもより冷えがちになっています。

そんな時、「冷え性」の話題を「あさイチ」が取り上げてくれて、実にタイムリー!

番組では、今年の冬コロナ禍などから来る不安・緊張が引き金になり、交感神経優位の状態が続いた結果、これまで冷え性とは縁のなかった人にも冷え性が多くなったという、医師からの報告も紹介されていましたね。

そして番組内では冷え性対策として、「スーハーリラックス法」と「血管のばしストレッチ」が紹介されました。

まず「スーハーリラックス法」とは、手足の冷えの改善が期待できる呼吸法のこと。

やり方は、「ゆったりした服装で椅子にリラックスして座り両手を膝の上に置く」「目を閉じてゆっくり息を吸いながら手と足の指にぎゅーっと力を入れる」「息を吐きながら指先の力を抜く」これを10分間繰り返す、になります。

この呼吸法を行うことで、緊張した交感神経をリラックスさせ(副交感神経を優位にする)、血流をよくすることで全身がぽかぽかと温まる効果が期待できるそう。

次に「血管のばしストレッチ」ですが、やり方は「ストレッチする足を前へ出し、両手をその膝の上に置く」「反対側の足は軽く曲げて腰を落とし、膝裏を伸ばす(いた気持ち良いぐらいが適適当)」「この姿勢を30秒間キープする」これを左右行いますが、左右入れ替える時には2〜30秒休憩するように、ということでした。

このストレッチは1日2回、3週間続けると効果的だそうです。

冷えは様々な病気の元、とも言われていますので、冷え性の自覚がある方にはこのような対処法を生活に取り入れ、元気に春を迎えていただきたいですね。