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カタールW杯2022 日本がドイツに勝利

普段はあまりスポーツに関心がない私でも、今カタールで開催中のサッカー・ワールドカップにはどこか心騒がされるものがありました。

数日前には強豪国の一つプラジルに、サウジアラビアがまさかの勝利というニュースが世界中を駆け巡り、家族と「もしかしたら日本にもミラクルが起きるかもしれないね」などと話はしていたのですが。

まさかそれが本当になるとは思っていませんでした。

一回戦の相手はこれまでワールドカップで4回優勝しているドイツ。

FIFA世界ランキングでは11位と、やや苦戦しているとはいえ、日本は24位なので、その実力派は歴然です。

実は私、昨夜ゲーム前半で日本がPKでドイツから先制点を取られた段階で、「あぁやっぱりもうだめなんだ」と思ってしまい、そのまま寝てしまってました。(ごめんなさい)

が、朝起きたら「日本ドイツに大金星!」「日本が2-1で逆転勝利!」などというニュースでもちきりになっていて、「えええええ!!!」ということに。

奇跡が起きた!そうマジで思いました。

うまくいって引き分けぐらいかしら、などと思っていた私をお許しください。

リアタイで試合を見ていた方たちの興奮もそれはそれはすごかったようで、日本各地で真夜中にも関わらず大勢に人たちが街に繰り出し「ニッポン!ニッポン!」と叫んでいましたね。

それにしても、これまで日本といえば、「守りは強いが攻めの姿勢が弱い」とか「後半戦になると体力的に不利」などと言われてきましたが、今回の試合を見ると全くそんなふうには思えません。

前半は確かにドイツの方が優勢だった、しかし後半に入ると次第に流れは日本の方に寄せられていき、まずは堂安律選手がゴールを決めてまずは同点に追いつきました。

その8分後浅野琢磨選手が逆転ゴールを決めて、結果的にはこれが日本勝利の決め手となり、7分余りのアディショナルタイムを凌いで試合終了のホイッスルを迎えることとなったわけです。

個人的には、点を入れた選手たちはもちろん素晴らしかったと思いますが、ゴールキーパーの権田修一選手のファインセーブが印象的でした。

彼が波のように押し寄せるドイツのシュートを何度も食い止めてくれたからこそ、日本チームの「やるぞ!」という気持ちにより火がついたのではないでしょうか。

監督の森保氏にとっては、自らが選手時代に経験した「ドーハの悲劇」を覆すような今回の「ドーハの歓喜」。

監督の巧みな采配に今賞賛が寄せられていますが、森保氏だけでなく「ドーハの悲劇」を経験した当時の日本チームの選手たちにとって、ようやくあの時の「借りを返した」ということになるんでしょうね。

そして今回の試合は、一枚のイエローカードもない、充実した内容の良い試合だったと、多くのコメンテーターが評価していた、そんな点も嬉しい一戦でした。

次の対戦相手・コスタリカとも良いプレイがたくさん見られることを期待しています。