個人的に大好きなテレビドラマシリーズ「孤独のグルメ」。
普段の「孤独のグルメ」は、主人公・井之頭五郎(松重豊)が、ひとりで様々な飲食店を訪れ黙々と食事をする、ただそれだけがメインテーマのストーリー展開になっています。
セリフはほとんど五郎さんが感じたことの、モノローグ(それも脳内変換の)で占められており、事件らしい事件も起こらないのがこのドラマの特徴です。
ところがこのたび、「孤独のグルメ」シリーズとしては初の試みとなる、オリジナル作品がParaviとひかりTVで一挙配信されることが決まったそうなんです!
長年の「孤独のグルメ」ファンとしては、このニュース、見逃すわけにはいきません。
幸いにも、我が家ではひかりTVが見られるので、配信当日はきっとわくわくしていることでしょう。
今回一挙配信されるのは、全6話の短編オムニバス形式のドラマ。
五郎さん役の松重さん曰く、「通常放送では出来ないNGエピソード満載」で、「10年におよぶ当番組の黒歴史になること請け合いです」(笑)とのこと。
そして、「通常番組をお楽しみにされている視聴者の皆様は決して見ないでください」とアピール(?)されました。
物語は、「テイクアウト編」「新人店員編」「賄い編」「食の流儀編」「相席編」「デリバリー編」から構成され、各話にそれぞれ個性的なゲストたちが登場。
「テイクアウト編」では、ニッチェの江上敬子、「新人店員編」には、お笑いコンビ「かが屋」のふたり、加賀翔が新人店員役で、お店の大将役で加賀壮也がそれぞれ出演します。
さらに、「賄い編」ではバイトの女の子役に北香那、「食の流儀編」には木村了が、「相席編」には竹内郁子、最後に「デリバリー編」では、過去のエピソードにも出演したことのある村田雄浩が、デリバリー配達員として登場することがわかっています。
これまでほとんどストーリー性のなかった「孤独のグルメ」に、ちょっとした「激震」が走るのかも?
なにはともあれ、配信がとても楽しみな「孤独のグルメ 美味しいけどホロ苦い…井之頭五郎の災難」は、Paraviでは3月31日、ひかりTVでは4月1日から配信開始となります。