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民間主導のワクチン接種証明アプリ 近日中に提供開始

日本国内でコロナワクチン接種が2回済んだ人の割合が、全人口の約7割になったというニュースが流れ、TVでそれを見ながら思ったのは、「日本って、すごいな」ということでした。

欧米各国と比べ、ワクチン接種のスタートは相当遅れたにもかかわらず、今やアメリカを越すほどの人たちがワクチン接種を終えている。

さらには、大部分の人たちが今でも外出時にはしっかりとマスクをし、外出先ではソーシャルディスタンスやアルコール消毒を行い、帰宅後にはきちんと手洗いする。

それが生活にすっかり根付いているのは、世界的に見ても稀なことではないかと思います。

この先コロナがどうなっていくのかは、わかりません。

が、私たちの生活は、常にアップデートされた情報を取り入れながら、賢くコロナと共存していく段階に入ったのだと感じています。

そして、そんな生活を後押しするような動きが民・官双方に見られるようになってきました。

今回私が注目したのは、民間が主導する「ワクチン接種証明書アプリ」です。

ワクチン接種証明書アプリのデジタル化は、現在政府でも取り組みが進んでいるそうですが、それよりも一足早く実施されそうなのが、メディカルチェック推進機構とICheckが発表した「ワクパス」。

「ワクパス」は無料で利用ができ、スマホにワクチン接種証明記録を登録してワクチン接種証明を行なえるアプリで、iOSとAndroid版が用意されています。

アプリをダウンロードし、ワクチン接種証明書の情報と、本人確認書類・プロフィール情報を登録し、それを賛同企業のお店やサービスにおいて提示すると、様々な優待が受けられるようになります。

現在、賛同企業として名前が挙がっているのは、アパホテル、HIS、かっぱ寿司、鹿島アントラーズ、JTなど。

この先も参加企業は増えると思われます。

このサービスは近日中に提供開始の予定ということですが、「ついにこんな時が来たか」という思いでいっぱいです。