生活

イトーヨーカドー ブラックフライデーセール今年は「14日間」開催

もともと「ブラック」というワード、日本ではあまり良い意味で使われることがありません。

その最も有名なものが「ブラックマンデー」。

皆さんもご存知のように、これは1987年に起こった世界的な株価大暴落のことを指しています。

これがきっかけとなって経済は大混乱に陥ったわけで、なので少し前から「ブラックフライデー」という言葉を聞くようになっても、しばらくの間私は「それってまた何か経済上の良くない話?」などと誤解していたものでした。

実際のところ、「ブラックフライデー」にはそういうネガティブな意味合いはまったくありません。

これはアメリカ発祥のイベントを指すワードで、具体的には11月第4木曜日の感謝祭(サンクスギビングデイ)後に行われる大規模なセールのこと。

感謝祭翌日の金曜日には、感謝祭用の売れ残り商品が大幅値引きで売られ、この日はアメリカの小売業界において、最も売り上げが跳ね上がる日として知られているそうです。

同時にこの金曜日は、年末商戦の幕開けを告げるイベントともなるそうで、そんなアメリカの「習慣」がまたひとつ日本に登場してきた、というところでしょうか。

コロナによる人流抑制もほぼなくなって、これから年末にかけ今年はようやく「ブラックフライデー」があちらこちらで行われそうです。

今年その先陣を切ったのがイトーヨーカドーで、11月17日から14日間にわたり全国130店舗で「ブラックフライデー」セールを開催、それに先立ちネットスーパーの方では昨日からすでに予約受付が始まっています。

今回のセールで対象になるのは、「ライフスタイル」108品、「食品」20品の計128品。

実施期間は昨年の約2倍の14日間、対象商品も約2倍の種類をラインナップしているとのことです。

商品の一例としては、食品関連として、「生食用ボイル毛がに(冷凍、約660g)」(税込価格5400円)、「豪華生本まぐろづくり10貫(首都圏限定)」(税込価格1814円)、「山形県産山形牛ステーキ用盛り合わせ(ロース360g、ヒレ160g、あらぎりわさび70g)」(税込価格5400円)などが提供されます。

また、日用雑貨として、西川のシングルサイズ掛け布団が税込価格5500円、ドラえもんメンズルームウェア(イトーヨーカドーオリジナル)が、税込価格2156円で提供されるなど、「ブラックフライデー」セールだけでしか手に入らない商品がたくさんあるようですよ。

一部セールを実施しない店舗もありますので、ご注意ください。

やっと戻りつつある「普通の生活」を楽しむ目的で、こうしたイベントを利用するのもアリだと思います。