1週間前、チャーリー・ワッツの訃報に呆然としていた私。
自分が若かった頃好きだったアーティスト達がひとり、またひとりと旅立っていくニュースを聞くとどうしても気持ちが塞ぎがちになってしまいます。
そんな中、それとは真逆のとても嬉しい知らせがいきなり飛び込んできました。
それはスウェーデンの国民的なポップグループ・ABBA(アバ)が、約40年ぶりに復活するというニュースです。
アバといえば、「ダンシング・クイーン」や「マンマ・ミーア」などのヒット曲で日本でも有名なグループ。
母国・スウェーデンでは、首都ストックホルムに「アバミュージアム」という、彼らにまつわるモノの展示や参加型のアトラクションを備えた博物館があるほどの、特別な存在です。
彼らがヒット曲を連発していた1970年代は、私も洋楽の面白さや奥深さに目覚めた頃。
その当時、アバの音楽はとてもわかりやすく、特に洋楽に興味がない人にでもすんなりと受け入れられるようなイメージがあり、まだ若くて生意気だった私は「わかりやすすぎるかなぁ」などとえらそーなことを思っていたものです(汗)
でも、年齢を経て今あらためて彼らが作った曲を聞いてみると、「よくぞこれだけ綺麗なメロディラインの作品を、こんなにたくさん作ることができたな」と感心します。
そして今回「復活」するアバは、嬉しいことにオリジナルメンバー4人がそのまま揃っており、活動再開と同時に新曲も発表するとのこと!
メンバーは、ギターのビヨルン・ウルヴァース、ピアノベニー・ヘンダーソンの男性2人と、アグネタ・フォルツコグ、フリーダ・リングスタッドの女性ボーカル2人による4人組で、4人とも70代なのですが、11月5日に世界同時発売予定の新作アルバム「Voyage(ヴォヤージ)」のジャケットに載った4人は、年齢を感じさせない若々しさです。
40年ぶりに新作を発表する、というだけでも相当なインパクトですけれど、なんと彼らは来年5月にロンドンの「「ABBAアリーナ」で行われる公演「ABBA Voyage」で、4人と10人編成の生バンドとのデジタル共演によるコンサートまで予定しているのだそうです。
アルバムタイトル「ヴォヤージ=航海」が示すように、アバのメンバー達は「若き日の自分たちの力を借りて、未来へと旅立つ。これは前例のないもの。皆さんに“お会い”できるのを楽しみにしています」と力強いメッセージを送ってくれています。
何だか気持ちが少し前向きになれそうな、そんな素敵なニュースを朝から聞けて嬉しい。
なお、アバの新作として「「I Still Have Faith In You」、「Don’t Shut Me Down」という2作品がレコーディングされ、新アルバムにも含まれていることがわかっています。