パナソニックのトイレ 「業界最小奥行き」で座りやすくモデルチェンジ
今日の話題は、「使いやすくて掃除のしやすいトイレ」についてです。
毎日お世話になるトイレは、常に清潔にしておきたい場所ではありますが、そのためには相当頑張らないといけない!
そう考えている方は(私も含めて)多いのではないかと思います。
我が家のトイレ(便器部分)も、家を建ててからこれまで2回(うち一回は便座部分のみ)交換しました。
これはシャワーなどの電気系統が故障したり、便座自体が歪んでしまったりと原因はそれぞれでしたが、取り替えるごとにその性能は(年月を経て作る側のスキルもアップしているので)確実に上がっています。
なので、今お使いのトイレに特に問題はなくても、近い将来もしかしたら新しいトイレを導入するかもしれないと思って、今回の話題に興味を持っていただけたらと思います。
「パナソニック ハウジングソリューションズ」では、全自動おそうじトイレ「アラウーノ」の発売20周年を機にフルモデルチェンジを行ない、「アラウーノ L-CLASS」を10月21日から順次発売する、と発表しました。
新製品は、近年の住宅の狭小化などのニーズに応え、限られた空間にゆとりをもたらすコンパクトなデザインを採用。
従来品から奥行きを約7.8cm短縮し、業界最小奥行きとなる62.2cmを実現、これによって足元や前方スペースが広がり、立ち座りの動作がしやすくなるほか、空間全体の圧迫感を軽減できる、としています。
また、便座の奥行きは維持しながらも便座面積は105%に拡大していて、座り心地も向上しているとのこと。
デザインは独自の「四角丸(しかくまる)」形状を継承しつつ、新たにセミフロートタイプがラインナップに追加されています。
これにより足元に抜け感が生まれ、浮遊感と開放感を演出。
床固定構造のため壁補強が不要で、リフォームにも導入しやすいとのことで、本体カラーはホワイトとサステナブルグレーの2色が用意されています。
お手入れの面からは、従来からの市販の台所用中性洗剤による「バブル洗浄」、水アカが付きにくい有機ガラス系の「スゴピカ素材」、便器と便座の継ぎ目をなくした「スキマレス設計」などを継続して搭載し、メンテナンスの手間を軽減。
同モデルの発表会にゲストとして登壇した松岡昌宏さんは、「便器と便座の隙間がなくなって拭き掃除が楽になるのは、綺麗さを保つ上で本当にすごいこと。隙間があるかないかで全然違う」と語りました。
またニオイと音の対策も強化されているそうで、従来モデル比で発生量が約10倍となる「ナノイーX(48兆)」を搭載し、脱臭性能を高めたそう。
洗浄音については、従来のサイホン便器の約70dBから約55dBへ低減し、夜間や来客時でも気兼ねなく使用できる静かさを実現したとのことです。
そして資材高騰が続く市場環境のなか、内部構造を見直すことで価格を据え置き、一部の同仕様モデル比較では従来品の「アラウーノ L150」より5000円の値下げを行なったそうで、これは企業努力の賜物として消費者としては素直に評価したいところ。
加えて、同モデルは地震や台風などの自然災害に備え、ライフライン停止時にもトイレを使用できる機能を従来機から継承しているとのことです。
「パナソニック ハウジングソリューションズ」では、以下のように説明しました。
「停電時は、本体右側のカバーを外して手動のハンドルを回すことで排水が可能。また電池ホルダーに9V角形アルカリ乾電池を入れ、本体のボタンを5秒間長押しすることでも排水が可能に。また単三形などの乾電池は災害時に売り切れてしまうことが多いことを考え、家電量販店やホームセンターなどで手に入りやすい四角い9V乾電池を採用している。」
「通常時(大洗浄)の水使用量は4.8Lだが、断水時にはバケツなどで便器内に約4Lの水を入れることで対応できる。また今回の進化ポイントとして、断水時でも電気が復旧していれば、乾電池を使わずに本体のボタンを押すだけで排水が可能に。1回4Lのお水をが用意できれば、手動や電池に頼らずに洗浄ができる。」
被災したとき、最も困ることとして挙げられることの多い「トイレ」ですが、このような新型モデルが自宅にあれば、かなり気持ちが楽になりそうです。
「アラウーノ L-CLASS」の価格は床置きタイプが352000円~(税別・工事費別)、セミフロートタイプが382000円~(税別・工事費別)となっています。