「写ルンです」は、「わぁ、懐かしい!」と思う世代と、「わぁ、なにこれ、エモ〜〜い」と思う世代が真っ二つに割れる、面白いアイテムです。
富士フィルムが初めて「レンズ付きフィルム」を発売したのは1986年。
誰でも簡単に写真が撮れる!をコンセプトに、それまで高級品だったカメラを、一躍大衆的なものへと変換させた記念すべきアイテムには、「写ルンです」という名前がつけられました。
これは、当時の流行語「ルンルン気分」というワードと、「本格的なカメラでなくても綺麗に写る」を掛け合わせてできたものだそうです。
発売当時はまだ若者wだった私も、もちろん写ルンですではたくさん写真を撮りましたよ。
初めてイギリスに一人で旅行した時には、パノラマ写真が撮れる写ルンですを持っていき、写真を撮りまくったことを思い出します。
あれだけお世話になったカメラだったのに、いつの間にかケータイ→スマホと手に持つものが変化していくに従い、徐々に写ルンですのことは忘れ去られていきました・・・。
と思っていたら、ここ数年の間に状況はガラリと変化!
Z世代と呼ばれる若者たちが、写ルンですで撮る写真に、スマホなどで撮れる写真とは違う、レトロな魅力がある!と言うようになってきたのです。
よくファッションの歴史は繰り返される、と言いますが、やはりこういった流行も繰り返しがあるんですかね。
そんなわけで、今日取り上げるのは、富士フィルムが「写ルンです」の新商品を2006年以来20年ぶりに発売する、というニュースです。
新商品は2タイプ。
1つは「防水モデル」です。
これは、海やプールなど、水辺での利用を想定して企画・開発された商品で、本体をプラスチックケースで覆った外観になっています。
この防水モデルは、水深10mまでの撮影が可能だそうです。
現段階では想定価格となりますが、価格は税込4480円になります。
そしてもう1つは「白黒フィルムモデル」。
こちらは、表現力の高い白黒写真が楽しめるタイプの商品です。
白黒写真には、カラー写真と比べ「構図・光に焦点が当てられることで生まれる印象的な画像」が撮れるという魅力があります。
そんな写真が撮りたいファン層向けの一品です。
こちらの方の想定価格は税込4300円になります。
実は「写ルンです」は、過去にも防水モデルと白黒フィルムモデルがあったそう。
富士フィルムでは、この度販売終了となっていたこの2モデルを、デザインや機能を見直して再び売り出すことにしたのです。
この発売は、今年が写ルンですが初めて発売されてから40周年を迎えるにあたり、記念モデル的な立ち位置になりそうです。