生活

貝印 スタイリッシュな漆黒のチタンコーティング包丁

私の知人に「刀剣男士」の推し活をしている人がいます。

ちなみに「刀剣男士」とは、脇差や太刀などの名だたる日本刀を中心とした武器が、ミステリアスな力によって「戦士」へと姿を変えたもの。

人気キャラとして「清光」「兼定」「虎徹」などがあり、これらのもとになっているのは、いずれも歴史上でも有名な実在した名刀です。

そして今日紹介するアイテムは「関孫六(せきのまごろく)」の包丁ですが、この「関孫六」は室町時代後期に活動し、「兼定」とともにその名を知られる名刀匠。

正式には「孫六兼元」というこの流派では、2代目が特に有名でこの人がのちに「関孫六」と呼ばれる人になりました。

この孫六兼元の名前が江戸時代を経て現代にまで続いている、というのは驚くべきことですね。

現在「関孫六」は、「貝印」から「匠創」シリーズという名で、包丁や調理用品、身だしなみ用品などの販売をしています。

先に触れた「関孫六の包丁」は、刀鍛冶の精神を色濃く受け継いだ関孫六の代表的な製品。

このたび、関孫六「匠創」シリーズから、「関孫六 匠創-漆黒」が発売されました。

ラインナップされた製品は、ペティ(120mm)(5500円)、三徳(165mm)(6600円)、シェフナイフ(180mm)(7150円)の3種類。

「匠創」シリーズは、継ぎ目のないオールステンレス製で衛生的かつ洗練されたデザインが特徴です。

コロナ禍以降、清潔さやメンテナンス性を重視する消費者の支持を集め、需要を伸ばしてきたそう。

今回登場した「漆黒」は、その構造をベースに黒チタンコーティングを加え、サビに強く高級感を兼ね備えたモデルに仕上げられているとのことです。

本体サイズと重量は、シェフナイフが31.4×4.7×2cm(幅×奥行き×高さ)/142g、三徳が29.9×4.7×2cm同)/135g、ペティが23×3.2×1.6cm(同)/67g。

いわゆる「なまくら包丁」では、食材をさばく時にストレスが出やすくなります。

我が家では夫が定期的に包丁を研いでくれるので大いに助かっていますが、今使っている包丁はもうそうとうくたびれているので、そろそろこの「漆黒」のような、良い包丁に買い換えるころあいかもしれません。