つい最近「SDG’s」関連の記事を取り上げたばかりでしたが、今日取り上げる記事のテーマも限りある資源を活かした製品のお話です。
こうしたテーマの記事を自分が以前よりたくさん扱うようになったのも、多分世の中の流れが「SDG’s」を実現させる方向に向かっているからなのでしょう。
今日取り上げるのは、「森のタンブラー」というエコカップです。
「森のタンブラー」は2019年にアサヒビールとパナソニックが共同開発したリユースできるタンブラーで、「使い捨て」という行動を変革するために「使い捨てしない」飲料容器として作られたもの。
9月25日、アサヒビールはこのシリーズの新たな製品として「梢プロジェクト 森のタンブラーHINOKI」を発売しました。
今回アサヒビールがタッグを組んだのは、アップサイクルの取り組みを支援する「アップサイクルジャパン」。
ちなみに「アップサイクル」とは、廃棄物や不用品に手を加えてそのものの価値を高めることをいうそうです。
「アップサイクルジャパン」のサポートを受け今回出来上がったのが、秦野森林組合の間伐活動で生じたヒノキの「梢(こずえ)」や「下駄」を原材料に作られたタンブラーで、落ち着いたブラウンカラーとうっすら見える木目が温かみを感じさせる作り。
タンブラーの正面には白抜きで、「UPCYCLE JAPAN」のロゴが、裏面には「森のタンブラー」のロゴが印字されています。
このタンブラーに入れて飲むビールは格別に美味しく感じそう。
こんな風に、もともと廃棄される予定だったものにも再び命を吹き込み、人の生活に役立つ形にしてゆく活動には私も心から賛同します。
なお、本商品は、マービスタガーデン茅ヶ崎で開催するエシカルマーケット「LOVE the EARTH PROJECT」で9月25日から先行販売が始まり、10月1日からアップサイクルジャパン加盟の各店舗や「森のタンブラー」公式ショップなどで販売される予定となっています。