私が住む東京近郊ではこの数日ぐずついたお天気の日が続いています。
でもまだ5月半ばだし、梅雨はまだまだ先のはず・・・と思っていたら。
昨日16日、「近畿・東海地方が梅雨入りしたと見られる」というニュースが流れました。
5月16日の梅雨入りは、近畿地方では平年より21日早く統計史上最も早いそうで、東海地方も平年より21日早く統計史上2番目に早い梅雨入りだそうです。
「えっ、じゃあ関東地方ももしかしたら今週中には梅雨入りしちゃうんじゃないの?」と思ったのですが、今朝テレビで見た気象予報士は「現段階では関東地方の梅雨入りはもう少し先になりそう」と言っていました。
現在の気圧の配置などからそういう推察がされるのだそうです。
それにしても年々季節の進み方が早くなっているように感じるのは、私だけでしょうか。
というか、春・秋という過ごしやすい気候の季節の期間が減って、「すごく暑い」「すごく寒い(時々大雪)」のように「極端な」気候の日が増えたように感じます。
こういう気候の変化も、多分おおもとには「地球温暖化問題」があるのでしょうね。
そういえば先日、将来温暖化の影響を最も受けるであろう若い世代とNHKがコラボして、「気候危機を訴える動画」を制作し、出来上がった動画を番組内で公開していました。
高校生から大学院生まで6人の若者たちがワークショップに参加し(主にリモートで)、どのような内容であればより多くの人たちに理解してもらえるかを議論する様子も番組内で紹介されていましたが、彼らの一人一人の真剣さと「とにかく何かアクションを起こさなければ」という気迫に圧倒されました。
番組を見ていて「こんな若者たちこそ政治家になってほしい」と心から思いましたね。
そして「一人一人の力は小さい。でもあのグレタ・トゥーンベリさん(環境活動家)も、最初はたった一人で抗議活動を始めた」という言葉にも、はっとさせられました。
最初は小さな種でも、それらを土に蒔けば、そこここからやがて芽が出ていずれは花が咲く。
最初は一人で座り込みをしていたグレタさんに、次第に賛同する人たちが増え、やがては世界中を巻き込む大きなムーブメントになっていったのですからね。
・・・などと、今朝は思いがけずも「近畿地方が史上最速で梅雨入り」という話題から、「地球温暖化」という大きなトピックにまで思いを馳せてしまいました。