今朝のあるTV番組で「昭和レトロ」が特集されていました。
私が見たのはその中のほんの一部だったので、番組の内容そのものについてここで詳しく語ることはできません。
が、いま若い人たちの間で「少し前まではダサいものの代名詞だった『昭和』が、一周まわって魅力的に見えてきた」という現象が起きているようです。
こういった現象、実はそんなに珍しいものじゃない。
1970年代ごろに流行したものは、一時期ダサくてカッコ悪いと思われていましたが、ある時期から逆に若い人たちの目には新鮮に映るようになり、評価が高くなりました。
歴史的にはそういうことが繰り返し起きていたのだと思います。
私もリアルタイムで経験してきたその時代、ランドセルは男子が黒、女子が赤とほぼ決まっていて、生活圏内には必ず1軒は駄菓子屋さんがありました。
ブラウン管のテレビをめぐり、家族でチャンネル争いが起きるのは当たり前で、ビデオデッキが一般家庭に普及するようになったのは私が10代半ばを過ぎるころでしたね。
そうそう、今朝の番組でもネタにされていたけれど、「純喫茶」というのも昭和ならではのものだったと思います。
純喫茶で出されるクリームソーダは、私ぐらいの世代の人ならデートなんかで一度は注文したことがあるんじゃないかな。
あと、最近はレコードやカセットテープが若い人たちの間で再び注目されているというし、使い捨てカメラでわざと画質粗めの写真を撮って「レトロな雰囲気を楽しんでる」という若者がいたりと、なるほど生まれた時からネットが当たり前にある時代の人たちには、アナログなものが目新しく映るんだな〜と感じています。
たしかにあの時代はいまと比べるとのどかだったかな〜と思います。
でもだからといってあの頃にまた戻りたいとは思わない。
過ぎた日々の思い出には、かなりの部分「補正フィルター」がかかっていて、ともすれば「美化」されがちだと個人的には感じていて、様々な思いでの積み重ねで出来上がっている「今」がやっぱり一番大切、そう考えているからです。
綺麗事を言っているように聞こえるかもしれませんが、それが私の本音。
ただ、その時代のことを知らない若い人たちが、「昭和時代」に興味を持ったり楽しんだりするのは大歓迎です。
アニメ「ちびまる子ちゃん」で描かれているような世界観がまさに「昭和レトロ」だと思うので、あの中に出てくるいろんな遊び方や流行ったモノをピックアップして、楽しんでみてくださいね。