私が日頃から体重や体内組成の計測でお世話になっている「タニタ」。
最近ではそういった機器以外にも、減塩味噌や雑穀米やドレッシングなど、健康維持に役立つ様々な商品がタニタから多数発売されています。
今日紹介するのは、今年夏に開催が予定されている日本国際博覧会(大阪・関西万博)に、タニタが「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」にスペシャルパートナーとして技術協力し、設置するアイテムです。
大阪府と大阪市が出展するパビリオン「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」には、健康データを計測することで、同データを基に生成された25年後の自分の姿が見られる、「カラダ測定ポッド」が設置されます。
タニタは、「カラダ測定ポッド」に両手から電流を流して体組成を計測するセンシングデバイスを提供しました。
このポッドの計測パネルに手のひらをタッチするだけで、筋肉量や体脂肪率などの体組成が計測できるのだそうです。
さらに画期的なのは、独自の体組成計測技術「4C Technology」を応用し、計測した体組成データから「握力」が推定できること。
握力検査、といえば昔からある、思い切り力をこめてぎゅーっと握り数値を測るアナログな計測方法がすぐ思い浮かびますが、あれはそのときどきの(腕や手以外の)コンディションの違いにより、微妙に結果にずれが生じるような気が個人的にはしていました(実際はそうじゃないのかもしれませんが)。
なので、もしもこのような技術が将来的に製品化されるのであれば、今よりもっと握力検査を快適に受けられるようになるかも、ですね。
タニタでは、今回大阪万博にて提供する技術は、タニタがこれまで培ってきた「健康をはかる」技術の集大成といえるもの、と説明しています。
気になった方は、「タニタ」のニュースリリースサイトで詳細をご覧ください。