今PCに向かってこの記事を作成している私は、かなり強度の近視と年齢なりの老眼が混在していて、すぐに目が疲れます。
今年はそれに加えて「ドライアイ」と眼科で診断され、それ用の目薬も加わるという、目にとっては問題山積みな状態です。
日常的に使っているメガネは「遠近両用」。
併用して時々使っているのが、やはり遠近両用のコンタクトレンズですが、メガネの方が登場頻度は高いです。
遠近両用に調整はされているものの、その日の体調などによっても、メガネを通して「見えにくい」ことはままあるわけで。
近いところが見にくくて、結局メガネをはずしてしまうことも、まぁまぁあります。
でも、メガネがないとやっぱり目が疲れてしまう・・・・。
私はハンドメイドなどの細々した作業をするのが趣味なので、この先のことを考えるとこれは由々しき問題です。
そんな時知ったのが、自動でピントを合わせることで、近くも遠くもはっきり見えるオートフォーカスアイウェア「Vixion01S」(Vixion)のこと!
ビックカメラ、ヨドバシカメラ、Amazonなどで、6月5日から一般発売が始まった同製品は、人間の目の働き(水晶体の厚さを変えることで、近いところと遠いところにピントを合わせる)をデバイス化したようなアイウェアです。
電気的な処理でピントを変えられる、小さな丸い特殊レンズを中央に配置し、アイウェアの眉間の部分に、赤外線を使って対称との距離をミリ単位で測定する高精度なTOFセンサーも搭載。
センサーで測定した距離情報をもとに、装着したユーザーが見やすいように丸い特殊レンズをリアルタイムで変化させ、遠くのものから近くのものまで、快適に見ることができるようにしている、とのことです。
見た目は、普通のメガネの内側に、小さな検眼用のメガネがついている、という感じ。
この内側の小さな丸い特殊レンズは左右にスライドする機構になっており、左右の目に合うように位置が調整できます。
この瞳孔間距離の調整が終わったら、ヒンジの根本部分に位置する左右のレバーを使い、左右の目のどちらも、見ているものにビシッとフォーカスが合うようにピントの調整をすれば、準備完了です。
あとは、遠くの窓の外も、近くにあるものも、顔を向けると瞬時にオートフォーカスでピントをあわせてくれるのだそう。
瞬時に視線が動く方向でピントがあうので、ノーストレスというのがとても魅力的です。
前述したように、手元での細かな作業が多い人で、最近近いところのものが見にくくなってきて困っている、という場合にはこのメガネがあるとすごく助かると思います。
「Vixion01S」の価格は税別80000円。
ビックカメラ、ヨドバシカメラでは、体験可能店舗もあるそうなので、興味を持たれた方はぜひ足をお運びください。