先日防災用品の見直しをしている時、乾電池が足りなくなっていたのに気がついたので、単一から単四までまとめて買っておくことにしました。
乾電池って、使うものによって規格がそれぞれ異なるので、けっこう面倒。
感覚的には単三が使い道としては多い気がしますが、そういえば時々平べったいコイン型の電池が使われていることがあり、これが出てくると「うわ、買うのわすれてた!」となることがとても多いです。
今日紹介するのは、そんなコイン電池型でありながら、リモコンなどの電池交換を不要にする「自立給電型コインバッテリーモジュール」。
「SMK」から発売されたこの商品は、コイン型電池CR2032を代替し、CR2032と同じサイズにバッテリーとBluetooth Low Energy5.3による低消費電力通信機能等を内蔵することで、リモコンやセンサー等の電池交換を不要にする、業界初のエナジーハーベスティング(環境発電)な部品(モジュール)です。
現行の製品デザインを踏襲しながら製品開発が可能となっており、電池、PVセル、通信回路、各種センサーを一体化し、コイン型電池のサイズに収めています。
同商品は太陽光発電での充電のほか、外部アンテナによるワイヤレス電力伝送(WPT)にも対応しており、太陽光発電が困難な場所でも利用可能だそう。
モジュールサイズは直径20mm、厚さ3.2mm、電池容量は4mAhです。
量産開始時期は現時点ではまだ未定だそうですが、将来的に広く使われるようになれば、災害時などに役立つ場面が出てくるように思います。
気になった方は、「SMK」のニュースリリースサイトで詳細をご覧ください。