東京近郊の水族館として有名な施設のひとつが、葛西臨海水族園です。
我が家でも息子が小さかった頃に、家族で訪れたことがあり、今でも良い思い出になっています。
開園は1989年、今年で35年目といいますから、水族館としては比較的新しい方になるでしょうか。
2015年には来園者が5000万人に到達。
2019年に開園30周年を迎えた際、東京都は施設の老朽化に伴い、新しい施設や水族館のあり方の検討を始めました。
そしてさきごろ、葛西臨海水族園リニューアルに向けた整備事業が本格始動したことが発表となりました。
新水族館は2028年3月にオープン予定です。
現在の水族園の隣接地に作られる新水族館のコンセプトは、「海と接する機会を創出し、海と人とのつながりを通して海への理解を深める」。
展示や空間演出を刷新するほか、環境保全への貢献などの役割を果たすため、ハード・ソフトの両面から全く新しい施設へと生まれ変わるということです。
建設にあたっては、高いレベルのバリアフリー計画とユニバーサルデザインを採用し、水族園利用者以外も利用できる開放的な樹木の広場「共生の杜」を新たに整備。
緑の中を散策できる癒しの空間を創出するなど、葛西臨海公園等の周辺環境との調和を図る、としています。
リニューアルされる展示では、音響・映像・ICTなど最先端技術を活用した海を体感できる空間づくりや、新たな学びや体験を生み出すしかけなどが作られるそうです。
また、新施設では本館内で東京の川の水辺環境と淡水生物を併せて展示し、淡水の生態系を一体的に見られる展示になるとのこと。
具体的には、東京の川の源流から河口に至るまでの場面を体系的に展示するほか、池沼や田んぼなど里山の水辺環境も展示し、体験的に学び、環境を考える場としていくとのことです。
なお整備事業に伴い、淡水生物館を含む「水辺の自然」エリアの展示、芝生広場、おべんとう広場の利用は、5月19日で終了。
同エリアに展示している生き物は、現在の水族園のバックヤードへの引越しが行なわれますが、水族園本館は開園を継続し、水族園への入園ルートに変更はないとのことです。
興味を持たれた方は、「葛西臨海水族園のリニューアルについて」で詳細をご覧ください。