今月1日、「Dr.スランプアラレちゃん」や「ドラゴンボール」などで知られる漫画家・鳥山明さんが亡くなっていたというニュースは、あっというまに全世界を駆け巡りました。
鳥山さんは、私が長年推してきた漫画家・空知英秋さん（「銀魂」の作者）が敬愛する方としてファンの間では有名で、私のような鳥山さんの作品にそれほど詳しくない者でもこんなにショックなのに、空知先生の悲しみはいかほどかと思うと、本当に辛いです。
鳥山さんは享年68歳、あまりにも若すぎる旅立ちでした。
そして今朝、また信じられない訃報が。
アニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子の声などでお馴染みの、声優TARAKOさんが急逝されたというのです。
TARAKOさんはつい先ごろまでお仕事をされており、今月22日に公開されるアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」にも出演、2月末にキャストが発表になった際には、「ここまできたら根性決めます！私命をかけて演じますね」とコメントされていました。
享年63歳、死因などは公表されていません。
子供が小さかった頃、家族そろって日曜日の夜に「ちびまる子ちゃん」を見ていたことを懐かしく思い出します。
TARAKOさんは、1990年から2024年の今に至るまで約35年に渡り、一貫してまるちゃんの声を演じてきました。
2018年に亡くなった「ちびまる子ちゃん」の原作者さくらももこさんが、アニメ放送に際し「自分の声に似ている」と、自らTARAKOさんを主役に抜擢したというエピソードがあるそうです。
その独特の「声」は、唯一無二のもの。
突然天に昇ってしまった「まるちゃん」を、先に天に昇っていた「さくらさん」は何と言って迎えたのでしょうか。
「まだ早すぎるじゃない！」と言って追い返して欲しかった。
早すぎる訃報を残念に思うとともに、TARAKOさんのご冥福を心からお祈りいたします。
