家電

非常時でも電気・ガスなしで使える炊飯器「タイガー魔法瓶」から

今日9月1日は「防災の日」。

ちょうど100年前のまさに今日は関東大震災が起きた日であり、毎年防災意識をしっかり持たなければ!と思わされる日でもあります。

東日本大震災を機に、我が家でも定期的に防災用備蓄品の点検などは行なっていますが、電気・ガス・水道などが使えなくなって困ることは、トイレを筆頭にそれこそ本当にたくさん出てきますね。

命を繋ぐために最も必要なのは、まず水ではないかと思いますが、これは普段からの備蓄や自治体の給水車などで災害直後の割と早い段階から何とかなるように思います。

そして食べるものについても、我が家では缶詰入りのパンや、水を入れておけば数十分後には普通のご飯として食べられる長期保存タイプのお米や惣菜、さらには高カロリーで腹持ちの良い羊羹などを備蓄しており、しばらくは大丈夫だと考えています。

ただ、少し時間が経ってくると、「何かあったかいものが食べたい」という気持ちが出てくる、という実際被災された方の話を聞いたことがありました。

そんな時に活躍してくれそうな、電気やガスを使わない炊飯器「魔法のかまどごはん KMD-A100」が10月に「タイガー魔法瓶」から発売されます。

「魔法のかまどごはん」はウェブ限定商品で、昨日より公式オンラインストアで予約が始まっており、価格はオープンプライスですが、直販価格は19800円となっています。

本製品は、直火でごはんが炊ける5合炊きの炊飯器で、関東大震災から100年の節目にあたる今年、同社が防災グッズとして新提案したもの。

電気・ガスが不要な上にコンパクトなため、災害時だけでなく、キャンプなどのアウトドアでも便利に使うことができます。

燃料には、新聞紙一部(3合なら36ページ分)さえあれば炊飯できる点が最大の特徴で、かまど下部の2つの穴に交互に新聞紙を入れて火をつけ、これを繰り返すことで「はじめチョロチョロ、なかパッパ」の火加減火を再現し、慣れれば簡単に炊けるとのことです。

手入れも簡単で、すすがついた鍋は水で濡らしたスポンジで拭くだけで汚れが落ち、洗剤いらずなので環境にもやさしく、新聞紙の燃えかすは少量になるため処理しやすいそう。

本体サイズは約25×23.3cm(直径×高さ)で、収納時の高さは約18cm、重量は約3.1kg、炊飯容量は白米1~5合/炊き込み1~3合、カラーはブラックです。

気になった方は、「タイガー魔法瓶」ならびに「製品情報」で詳細をご覧ください。