若者の街渋谷に、また新たな商業施設が誕生しました。
24日に開通式が行われたのは、渋谷駅から徒歩約5分、文化村通りと道玄坂小路に面した道玄坂上に立地する大型複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」。
高さ115mという規模のビル内には、ショップ、オフィス、ホテルなどが参入し、渋谷の新たなランドマークになることが期待されています。
開通セレモニーでは、テープカットが行われ、道玄坂通のシンボル(キャラクター)「ドードー」のお披露目もされました。
同施設を手がけたパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、「道玄坂通」を施設内を通り抜けられる新たな「道」と位置付けており、そのためPPIHではオープンを「開通」と表現しています。
また、近年大規模な再開発が進む渋谷において、街を建物で遮断するのではなく「道玄坂に道(みち)を拓く。上質な日常と刺激的な非日常が交差する」をコンセプトに掲げ、国内外から多くの人々が集い楽しめるような「賑わい拠点」を目指す、ということです。
「道玄坂通」の地下1階・地上28階からなる建物のうち、ショッピングフロアは1~2階。
「ドン・キホーテ」の安くて質のいい商品を厳選した新業態「ドミセ」、ハンバーガー、カフェ、惣菜店、ジェラートなど、バラエティに富んだ全12店舗が入居します。
このうち、「ドミセ」は日本初出店で、ドン・キホーテのPB「情熱価格」のなかでも、生活用品や食品、コスメなど選りすぐりの商品が並びます。
そのほか、シアトル発のハンバーガー店「Lil Woody’s」、口腔ケア、栄養補給、運動の習慣改善を1つの空間で体験できる「歯医者・カフェ・ジム「ANDELT」も日本初出店。
さらに、映画「ローマの休日」でも有名なイタリアのジェラート店「Giolitti」もイタリア大使館の協力を得て、今回日本に上陸しました。
どのショップも斬新かつ、「国」のしばりがなくなったかのような自由さがあり、未来都市としての渋谷の未来を感じさせるようです。
これから渋谷を訪れる方にはぜひ立ち寄ってもらいたいスポットの一つですね。