過去に水球選手として活躍し、鍛え上げられた身体と並外れた体力で知られる吉川晃司さんが今月心臓手術を受けていたことがわかりました。
現在55歳の吉川さんが「狭心症」と診断され、「冠動脈ステント留置術」という手術を受けたのは2月16日のこと。
なんでも、3年ほど前から吉川さんには胸の痛みなどの自覚症状があったそうですが、複数回受けた検査では異常が見つからなかったそうです。
異常がみつからなかった理由というのがちょっとすごい。
なんと吉川さんが常に肉体の鍛錬を怠らない生活を送っていたことから、心肺機能が人並外れて発達し、その結果心臓機能の約30%が落ちても、心臓機能を調べる検査で「並外れた良い数値」が出てしまった!ということなんだそうです。
心臓機能の3割がうまく働いてなくても、検査での値が健常者よりよく出てしまう・・・って、一体どれほど体を鍛えてたんだよ〜と驚きました。
吉川さんは、若い頃「モニカ」などのヒット曲で一躍有名になり、現在は歌手としてだけでなく、俳優としても渋くてダンディで大人な男性の魅力で多くの人たちから支持される存在となっている方。
個人的にも吉川さんのことは大好きで、「るろうに剣心」に敵役で出演した時も、そして少し前ドラマに探偵役で主演をされた時も「本当に素敵に歳を重ねられたなぁ」と見惚れておりました。
ストイックの権化のような吉川さんのことですから、きっと健康維持にも気を配っておられたことと思いますが、それでも病気になるときはなってしまうものなのですね・・・。
今回吉川さんは、以前「チーム・バチスタの栄光」という作品で心臓外科医を演じた際直接演技指導を受けた、現役の医師から「冠動脈ステント留置術」を受けたそうです。
「デイリースポーツ」の取材に対し、「昨年暮れの人間ドックからより詳しく検査をしていただき、いつ倒れてもおかしくない状況下で、幸い未然に適切な処置を施すことができた人との出会い、強運に感謝したい。今は元気に生きてます」と答えた吉川さん。
もっとたくさん吉川さんの歌が聴きたい、演技が見たい!というファンがたくさんいます。
どうかこれからもお元気で、次回作を楽しみに待っています。