毎日「値上げ」の話題ばかりで、「外食?今はそれどころじゃないよ」という方が少なくないと思います。
でもちょっと待ってください。
ずっと節約ばかりでは、肝心な「生活そのもの」が味気なくなってしまうんじゃないでしょうか。
頑張るところは精一杯頑張って、時にはちょっと息抜きをする。
そんな「オン・オフ」の切り替えが、先行き不透明な今みたいな状況では大切になってくると私は思っています。
さて、気の置けない人たちと和気藹々、ちょっと贅沢に、でも気軽に楽しめる外食に「飲茶」がありますね。
「飲茶(やむちゃ)」は、中国茶を楽しみながら「点心」(中国料理において、メイン料理・スープを除いた軽食や甘味を指す)をいただく食文化のこと。
以前香港を訪れた時、地元民オススメの「飲茶」のお店に行き、本場ならではの活気あふれる様子と、提供された料理のおいしさに感動したことを思い出します。
そしてこのたび「すかいらーくグループ」が、2月1日新業態の「飲茶TERRACE 桃菜(トーサイ)」の1号店を東京都町田市にグランドオープンすることが発表されました。
「飲茶TERRACE 桃菜」は、点心を中心として、前菜や揚げ物、麺、飯、スープ、デザートまで「食べ放題・セット・アラカルト」で提供する飲茶の専門店。
昨年同グループ・バーミヤンの一部店舗にて試験的に実施されており、これが好評だったことから、「すかいらーくグループ」では「飲茶文化の提供には大きなマーケットがあると確信した」とする一方、中華料理と蒸し立ての飲茶を同じ厨房で調理・提供することの難しさを痛感。
そこで飲茶専門店としての新業態オープンに踏み切った、ということです。
メニューの一例を挙げると、食べ放題の中心メニューBコースの場合、「大人1人当たり税込み2419円、全コース小学生以下1099円、3歳以下は無料。
また、アラカルトの点心、前菜、麺、飯、スープ、デザートなどは300円~500円台で豊富にそろい、本格的な料理をリーズナブルな価格で楽しめます。
店内は落ち着いたアジアンテラスをイメージし、中華風の雰囲気になりすぎない、カジュアルでくつろげる空間を目指したとし、店内では、蒸しあがったばかりのシューマイなどを提供するワゴンサービスも実施されるそうです。
なお「すかいらーくグループ」は、南関東で業態転換、新店を含め20店舗を2023年中に出店し、2024年には全国展開を目指すとコメントしています。